力戦(りきせん)とは、将棋囲碁では、定石(定跡)から外れた戦いのことである。

語源 編集

史記馮唐伝より。力を尽くして戦うことを言う。

前例がない対局であれば、対局者自身の実力のみで戦うという意味からか。

将棋 編集

「手将棋」(てしょうぎ)、「力将棋」(ちからしょうぎ)とも言う。

力戦の戦形や局面のことを「力戦形」(りきせんけい)もしくは「力戦調」(りきせんちょう)という。坂田三吉のように力戦を好む棋士を実戦派と呼ぶこともある。

囲碁 編集

別名「力碁(ちからご)」。

力戦派 編集

力碁を好むスタイルの棋士一覧。