十川ともじ

日本の作曲家、編曲家、音楽プロデューサー

十川 ともじ(そがわ ともじ、1961年7月16日 - )は、日本作曲家編曲家音楽プロデューサーキーボーディスト。旧活動名は十川 知司(読み同じ)。

十川ともじ
別名 十川 知司
生誕 (1961-07-16) 1961年7月16日(62歳)
出身地 日本の旗 日本大阪府
ジャンル J-POP
職業 作曲家
編曲家
音楽プロデューサー
キーボーディスト
担当楽器 キーボード
活動期間 1980年 -
共同作業者 CHAGE and ASKA
Chage
ASKA
堂本剛
公式サイト 十川ともじのモジモジ日記

来歴 編集

1980年伊丹哲也&Side By Sideのメンバーとして「街が泣いてた」で第19回ポプコングランプリ、第11回世界歌謡祭グランプリを受賞し、プロデビューする(第11回世界歌謡祭には杉山清貴、海外からクリストファー・クロスなども出場している)。

1987年からチャゲ&飛鳥(現:CHAGE and ASKA)のツアーに参加。1988年5月21日発売のシングル「ラプソディ」でチャゲ&飛鳥のアレンジャーとして初クレジットされる[注 1]。同年発売の飛鳥涼(現:ASKA)のソロアルバム『SCENE』も手がけ、翌1989年LOVE SONG」を担当。1991年に編曲した「SAY YES」が280万枚を超える大ヒット[1]。そして1993年には「YAH YAH YAH」が240万枚を超えるヒットとなり[1]、その後もclass夏の日の1993」、岡本真夜TOMORROW」など数多くのミリオンセラー楽曲のアレンジを担当した。

1997年岡本真夜のアルバム『Smile』でプロデューサーとして初のミリオンを達成。

2004年以降の堂本剛ソロプロジェクトでのコラボレートが話題になる。

2005年修二と彰の「青春アミーゴ」ではカップリングを担当しミリオンを達成。

2007年倖田來未の「愛のうた」で第48回日本レコード大賞金賞受賞。

2015年クマムシの「あったかいんだからぁ♪」ではプロデューサー名義でオリコンチャートベスト10入りを果たし第57回日本レコード大賞特別賞受賞。 元々歌ネタであった単純な構成の楽曲を一つの作品に編曲した事が評価される[2]

2017年〜2018年、中島みゆき 夜会工場 VOL.2 のキーボードを小林信吾と共にダブルキャストで務める[3]

2000年代以降の表記を「十川ともじ」と改める。本人のブログで「音楽活動をする時の名前を「ともじ」にしたのも姓名判断2割、読みやすさと見た目の柔らかさ8割です。」と書いている。

主な作・編曲・プロデュースアーティスト 編集

また、鈴木哲彦と共にexpo(エキスポ)の名義で作曲ユニットを組み、楽曲提供をしている。

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ タイトル曲「ラプソディ」はアルバム「RHAPSODY」からのシングルカット曲で、西平彰との共同クレジットであるが、西平単独アレンジのアルバムバージョンがベースになっており、十川の完全オリジナルではない(なお、1992年にリリースした「SUPER BEST II」ではアルバムバージョンに十川がシングルバージョンのイントロで使用したシンセ音がイントロや曲中にミックスされたバージョンで収録されている。こちらも編曲は西平との共同クレジット)。一方、c/wの「ripple ring」は十川単独によるオリジナルアレンジである。

出典 編集

外部リンク 編集