千夜一夜物語』(せんやいちやものがたり、ドイツ語: Tausend und eine Nacht作品346は、ヨハン・シュトラウス2世が作曲したウィンナ・ワルツ。『千一夜物語』、『千夜一夜』などとも。

楽曲解説 編集

1871年2月10日に初演されたオペレッタ『インディゴと40人の盗賊』(今日では『千夜一夜物語』というタイトルで知られる)に登場するメロディーを編曲して作ったオリエント風のワルツ[1]。ワルツとして披露されたのは、同年3月12日の「日曜のシュトラウス音楽会」でのことであり、指揮者は弟であるエドゥアルト・シュトラウス1世が務めた[2]

シュトラウス2世の「十大ワルツ」のひとつに数えられる[3]

序奏

 

ニューイヤーコンサート 編集

出典 編集

  1. ^ 井上和男『クラシック音楽作品名辞典<第3版>』(三省堂、2009年6月15日)p.282
  2. ^ 若宮由美ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート2017 35歳のデゥダメルがウィーン・フィルを振る! 曲目解説」より、ワルツ〈千一夜物語〉op.346
  3. ^ 『新訂 大作曲家の肖像と生涯』(音楽之友社、1962年4月30日)p.190

外部リンク 編集

音楽・音声外部リンク
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  Tausend und eine Nacht, Op. 346: Waltz - 「Sandrew Metronome Music」公式YouTubeチャンネル。