南北多摩合戦

日本のFC町田ゼルビアおよび東京武蔵野シティFCによる直接対決

南北多摩合戦(なんぼくたまがっせん、または、なんぼくたまかっせん)は、FC町田ゼルビア東京武蔵野シティFCが対戦する試合ダービーマッチ)の呼称である。

南北多摩合戦
都市、地域 町田市武蔵野市
初開催 2009年4月11日
チーム FC町田ゼルビア
東京武蔵野シティFC
直近の試合 2013年7月14日、町田

概要 編集

FC町田ゼルビア日本フットボールリーグに昇格した2009年より横河武蔵野FC(2016年より東京武蔵野シティFC)との対戦が始まった。

当初は「JFL東京ダービー」といわれており、2009年4月にスポーツナビ戸塚哲也(町田監督)および依田博樹(武蔵野監督)との座談会で「新たなる東京都ダービーの実現に向けて」と題して話したが、一部のサポーターは「チーム名に町田・武蔵野の両市の名前が入っているので、「東京」という文字を入れるにはいささか問題がある」として、東京都の多摩地方を本拠地とするチーム同士の対戦[1] であることを意識付けてこの「南北多摩合戦」というダービー名がつけられたとされている。ちなみに、町田市は南多摩郡、武蔵野市は北多摩郡に所属していたことがある。

なお、東京武蔵野シティFCはその後Jリーグ百年構想クラブの申請が承認され、J3リーグ加盟を目指していたが、2020年7月にそれを返上。2021年東京ユナイテッドFCと合弁して東京武蔵野ユナイテッドFCとして再度J3昇格を目指していたが、2023年7月解消となり、横河武蔵野FCにチーム名を戻している。なお2023年度からJ3ライセンス申請時に百年構想クラブ承認が必須ではなくなった。

ホームスタジアム 編集

チーム名 スタジアム名 収容人員 画像
FC町田ゼルビア 町田市立陸上競技場 15,489人  
東京武蔵野シティFC 武蔵野市立武蔵野陸上競技場 約5,000人  

試合結果 編集

リーグ戦 編集

FC町田ゼルビア:2勝2分4敗
横河武蔵野FC / 東京武蔵野シティFC:4勝2分2敗

月日 時期 会場 ホーム 得点 アウェイ 観客数
2009 4月11日 JFL 前期第5節 武蔵野 横河武蔵野 2 - 1 町田 1,326
10月17日 後期第12節 多摩 町田 1 - 2 横河武蔵野 1,315
2010 6月19日 前期第16節 西が丘 横河武蔵野 2 - 3 町田 1,204
10月31日 後期第13節 町田 1 - 2 横河武蔵野 1,411
2011 4月24日 前期第7節 町田 町田 1 - 2 横河武蔵野 3,044
11月5日 後期第14節 駒沢 横河武蔵野 0 - 0 町田 1,586
2012年は町田がJ2所属、横河武蔵野がJFL所属のため試合なし。
2013 5月4日 JFL 第10節 武蔵野 横河武蔵野 0 - 1 町田 2,257
7月14日 第20節 町田 町田 2 - 2 横河武蔵野 2,742
2014年以後はそれぞれ違うディヴィジョンの所属のため試合なし。
町田:2014-2015年:J3、2016-2023年:J2、2024年:J1、武蔵野:2014-2024:JFL

脚注 編集

  1. ^ 厳密には日本プロサッカーリーグに属するFC東京東京ヴェルディ1969も、名目上は「東京都全域がホームタウン」となっているが、実際味の素(東京)スタジアム調布市)を試合の本拠地、またホームタウン活動も前者は主に調布市・府中市三鷹市都心23区を中心とした地域、後者は稲城市多摩市立川市といずれも多摩地域がメインである。

関連項目 編集

外部リンク 編集