南川ダム(みなみかわダム)は、宮城県黒川郡大和町一級河川鳴瀬川水系南川に建設された都道府県営ダムである。 南川ダム本体とは別に、右岸に 鞍部ダム(貯水位を稼ぐ目的で周辺地形の低標高部分をふさいで水が逃げ出ないようにするダム) が設けられている。

南川ダム
南川ダム
左岸所在地 宮城県黒川郡大和町吉田字悪田西
位置
南川ダムの位置(日本内)
南川ダム
北緯38度26分05秒 東経140度49分16秒 / 北緯38.43472度 東経140.82111度 / 38.43472; 140.82111
河川 鳴瀬川水系南川
ダム湖 七ツ森湖【ダム湖百選
ダム諸元
ダム型式 重力式コンクリートダム
堤高 46.0 m
堤頂長 335.0 m
堤体積 244,000
流域面積 22.5 km²
湛水面積 90.0 ha
総貯水容量 10,000,000 m³
有効貯水容量 9,200,000 m³
利用目的 洪水調節不特定利水上水道
事業主体 宮城県
電気事業者 宮城県
発電所名
(認可出力)
南川ダム発電所 (220kW)
施工業者 熊谷組
着手年/竣工年 1975年/1987年
出典 [1] [2]
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南川鞍部ダム
南川鞍部ダム
左岸所在地 宮城県黒川郡大和町吉田字鎌房北
右岸所在地 宮城県黒川郡大和町宮床
位置
南川ダムの位置(日本内)
南川ダム
河川 鳴瀬川水系吉田川
ダム諸元
ダム型式 表面アスファルト遮水壁型
ロックフィルダム
堤高 19.6 m
堤頂長 244.0 m
堤体積 100,000
着手年/竣工年 1975年/1987年
出典 [3]
備考 [1]
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ダム湖である七ツ森湖とその周辺は、七ツ森湖畔公園として整備されている。

2011年8月、宮城県が命名権(ネーミングライツ)を公募したところ、建設コンサルタントのクレアリアがこれを取得し、2016年3月31日までの契約で「クレアリア南川ダム」の名称が使われたが、[2] 2017年12月からは、ソーシャルゲーム運営会社のグリーが取得し、2020年3月31日までの契約で「釣りスタ南川ダム」の名称が使われている[3]

脚注 編集

  1. ^ 南川鞍部ダムの諸元について、ダム湖名・総貯水容量・有効貯水容量・流域面積・湛水面積・利用目的・事業主体・電気事業者・発電所名・施工業者は南川ダム(本体)に同じであるため省略した。
  2. ^ 全国初ダム命名権売却 宮城県、年間計180万円 - 河北新報、2011年8月7日
  3. ^ 南川ダムのネーミングライツスポンサーが決定しました -[宮城県公式Webサイト]、 2017年11月30日

関連項目 編集

外部リンク 編集