南緯51度線

南緯51度線（なんい51どせん）は、地球の赤道面より南に地理緯度にして51度の角度を成す緯線。南緯51度線はその大部分が公海上を走っており、大西洋、インド洋、太平洋、チリ、アルゼンチンを通過する。

51°

南緯51度線

この緯度の下では、夏至点時は16時間33分で、冬至点時の可照時間は7時間55分である^[1]。

通過する地域一覧編集

南緯51度線は、本初子午線から東に向かって以下の場所を通っている。

地理座標	国土・領土・領海	備考
南緯51度0分東経0度0分 / 南緯51.000度東経0.000度 / -51.000; 0.000 (本初子午線)	大西洋
南緯51度0分東経20度0分 / 南緯51.000度東経20.000度 / -51.000; 20.000 (インド洋)	インド洋
南緯51度0分東経147度0分 / 南緯51.000度東経147.000度 / -51.000; 147.000 (太平洋)	太平洋	アダムス島（ニュージーランド）オークランド諸島〔ニュージーランド〕のちょうど南を通過する。
南緯51度0分西経75度5分 / 南緯51.000度西経75.083度 / -51.000; -75.083 (チリ)	チリ	パタゴニア群島及び本土
南緯51度0分西経72度15分 / 南緯51.000度西経72.250度 / -51.000; -72.250 (アルゼンチン)	アルゼンチン
南緯51度0分西経69度9分 / 南緯51.000度西経69.150度 / -51.000; -69.150 (大西洋)	大西洋	ジェイソン諸島フォークランド諸島〔アルゼンチンが領有権主張〕のちょうど南を通過する。