原田 八兵衛(はらだ はちべえ、生没年不詳)は、幕末期の水戸藩士。父は藩政改革に功績があった原田兵介成祐

文久3年(1863年)父が没したため、この頃には家督を継いでいたと思われる。安政元年(1854年薩摩藩島津斉彬に従って江戸に出府した西郷隆盛と交友を深め、その他福井藩矢島錦助柳河藩池田藤左衛門熊本藩津田山三郎らを加えて、霊巌島下屋敷学問所水戸学を学んだという。また尊攘の志を持ち、たびたび西郷らと議論し、他に橋本左内とも交流を持った。