友岡克彦
日本の有機化学者
友岡 克彦（ともおか かつひこ、1960年 - ）は、日本の有機化学者[1]。九州大学先導物質化学研究所教授。理学博士。専門は、有機合成化学、構造有機化学、有機ケイ素化学、キラル分子化学など。兄は会計学者で慶應義塾大学商学部教授の友岡賛[2]。
ともおか かつひこ 友岡 克彦 | |
|---|---|
| 生誕 |
1960年（63 - 64歳） 日本・東京都 |
| 出身校 |
慶應義塾大学 （学士・修士・博士） |
| 職業 | 有機化学者 |
略歴 編集
- 1960年 東京都生まれ[3]
- 1973年 慶應義塾幼稚舎卒業[4][5]
- 1976年 慶應義塾普通部卒業[5]
- 1979年 慶應義塾高等学校卒業[5]
- 1983年 慶應義塾大学工学部応用化学科卒業[6]
- 1985年 慶應義塾大学大学院工学研究科応用化学専攻修士課程修了[7]
- 1988年 慶應義塾大学大学院理工学研究科化学専攻博士課程修了[7]
- 1988年 東京工業大学工学部化学工学科助手[3]
- 1991年 - 1993年 スタンフォード大学博士研究員[3]
- 1998年 東京工業大学工学部化学工学科助教授[3]
- 2000年 東京工業大学大学院理工学研究科応用化学専攻助教授[3]
- 2007年 九州大学先導物質化学研究所教授[3]
業績 編集
受賞歴 編集
- 1982年度 慶應工学会賞
- 1988年度 井上研究奨励賞
- 1996年度 有機合成化学協会 エーザイ 研究企画賞
- 1996年度 有機合成化学奨励賞
- 2001年度 2001 Synthesis-Synlett Journal Award
- 2010年度 有機合成化学協会 アステラス製薬・生命有機化学賞
- 2010年度 日本化学会 学術賞
- 2012年度 長瀬研究振興賞
- 2009, 2010, 2014, 2015, 2016年度 Asian Core Program Lectureship Award
- 2019年度 有機合成化学協会賞[13]
- 2021年度 Molecular Chirality Award
- 2022年度 矢上賞[7]
出典 編集
- ^ “友岡研究室”. 2017年5月13日閲覧。
- ^ 『人事興信録 第45版 下』人事興信所、2009年。
- ^ a b c d e f “Tomooka”. www.cm.kyushu-u.ac.jp. 2023年3月14日閲覧。
- ^ 慶應義塾大学出版会 | 慶應義塾幼稚舎の理科教育 | 慶應義塾幼稚舎理科
- ^ a b c “［第30回］ 梅田 望夫 | 慶應義塾大学理工学部”. www.st.keio.ac.jp. 2023年3月14日閲覧。
- ^ “友岡 克彦 (Katsuhiko Tomooka) - マイポータル - researchmap”. researchmap.jp. 2021年10月15日閲覧。
- ^ a b c alumni. “[2022年10月22日更新 2022年度矢上賞・矢上賞（起業支援）について]”. 慶應義塾大学理工学部同窓会Webサイト. 2022年10月25日閲覧。
- ^ 「「アセタールの化学」からの展開」『有機合成化学協会誌』第59巻第5号、有機合成化学協会、2001年、492-493頁、2020年5月20日閲覧。
- ^ “化学（キラルケイ素）.pdf キラルケイ素分子の化学” (PDF). 九州大学. 2020年5月20日閲覧。
- ^ “高選択的ヒドロシリル化反応”. 東京化成工業株式会社. 2017年5月閲覧。
- ^ “無触媒クリック反応素子 高機能性アルキン (DACN)”. 関東化学株式会社. 2016年3月閲覧。
- ^ “DYASIN”. 九州大学. 2019年7月閲覧。
- ^ “2019年度 有機合成化学協会賞”. 有機合成化学協会. 2019年12月閲覧。