名誉党員(めいよとういん)とは、政党などと称する組織における栄誉職称号のひとつ。党員として功労ある者に授与される。

日本の政党における名誉党員 編集

日本では、1980年代に民社党が功労ある党員に授与していた。今日では社会民主党で授与例がみられる[1]

朝鮮民主主義人民共和国における名誉党員 編集

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)でも、2011年2月から3月にかけて、金正恩第一書記の命により、朝鮮労働党に所属する60歳以上の男性党員及び55歳以上の女性党員を対象として、既存の党員証を名誉党員証に交換する措置を決行したとされる。事実上、高齢党員のリストラと報じられた[2]

脚注 編集

  1. ^ 「死去:曾祢益氏―民社党名誉党員」『毎日新聞1980年4月26日東京朝刊1頁、社会民主党の例としては、名誉党員の称号を有する熊本県玉名市議会議員書籍出版したこと等が報道された事がある。「戦争の悲惨さ 語り継ごう——玉名の梅田梅次さん、「動乱の世に生きて」出版/熊本」『毎日新聞』2000年3月22日地方版/熊本参照。
  2. ^ DAILYNKウェブサイト「労働党でリストラ?…名誉党員証を交付」参照。

参照文献 編集

報道資料 編集

  • 『毎日新聞』1980年4月26日東京朝刊
  • 『毎日新聞』2000年3月22日地方版/熊本

外部リンク 編集

関連項目 編集