呂成海

韓国のサッカー選手

呂成海(ヨ・ソンヘ、朝鮮語: 여성해1987年8月6日 - )は、韓国出身の元プロサッカー選手。現役時代のポジションはディフェンダー

呂 成海
名前
カタカナ ヨ・ソンヘ
ラテン文字 Yeo Sung-Hye
ハングル 여성해
基本情報
国籍 大韓民国の旗 大韓民国
生年月日 (1987-08-06) 1987年8月6日(36歳)
出身地 韓国
身長 186cm
体重 80kg
選手情報
ポジション DF
利き足 右足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2010-2014 日本の旗 サガン鳥栖 112 (3)
2014-2016 大韓民国の旗 慶南FC 28 (1)
2015-2016 大韓民国の旗 尚州尚武FC (loan) 23 (2)
2017 日本の旗 松本山雅FC 1 (0)
2017 日本の旗 ザスパクサツ群馬 16 (0)
2018-2019 大韓民国の旗 慶南FC 24 (0)
2019 大韓民国の旗 仁川ユナイテッドFC (loan) 12 (0)
2020 タイ王国の旗 ラーチャブリー・ミトポンFC 12 (0)
2020-2021 タイ王国の旗 スコータイ 9 (0)
2021 大韓民国の旗 城南FC
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

来歴 編集

漢陽大学校在学時の2009年からJリーグサガン鳥栖の練習に参加しており、卒業後にそのまま鳥栖に入団。恵まれた体格を生かした守備で1年目からセンターバックのレギュラーに定着。2011年には31試合に出場し、鳥栖のJ1昇格に貢献した[1]

2014 FIFAワールドカップに伴うJリーグ中断期間中の2014年5月27日、鳥栖から慶南FCへの移籍が発表された。徴兵中にサッカーを続けるための移籍だという[1][注 1]

その後2015年から2年間の徴兵期間中は尚州にてプレーしていたが、所有権は引き続き慶南が保持していた[3]

2017年1月10日、松本山雅FCへの完全移籍が発表された[4]。しかし試合出場がJ2リーグ開幕戦の対横浜FC戦と第97回天皇杯2回戦の対MD長崎戦の2試合(いずれも先発出場)のみで、その後はリーグ戦のベンチ入りが1度だけ(出場なし)で試合への出場機会がなかった。そしてシーズン中の7月10日、出場機会を求めザスパクサツ群馬へ完全移籍した[5]

2018年は古巣慶南に戻り、2019年途中より仁川ユナイテッドFCへ期限付き移籍した。

2020年、タイ・リーグ1ラーチャブリー・ミトポンFCへ移籍。

人物 編集

流暢な日本語を話せるが、鳥栖時代のインタビューは通訳の金正訓を介して行っていた。本人の言っていない言葉を混ぜた金通訳の“意訳”に呂が「そんなこと言ってない」と突っ込みを入れることもよくあるという[6]

韓国に帰国後も自身のTwitterの投稿の多くは日本語である。

所属クラブ 編集

ユース経歴

プロ経歴

個人成績 編集

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2010 鳥栖 20 J2 25 0 - 2 0 27 0
2011 31 2 - 1 0 32 2
2012 J1 27 1 5 0 1 0 33 1
2013 29 0 3 0 2 1 34 1
2014 10 0 3 0 - 12 0
韓国 リーグ戦 リーグ杯FA杯 期間通算
2014 慶南 Kリーグ 20 1
2015 尚州尚武 Kリーグチャレンジ 19 2
2016 90 Kリーグ 4 0
慶南 20 Kリーグチャレンジ 8 0
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2017 松本 2 J2 1 0 - 1 0 1 0
群馬 43 16 0 - 0 0 16 0
通算 日本 J1 66 1 11 0 3 1 80 2
日本 J2 73 2 - 4 0 77 2
韓国 Kリーグ 24 1
韓国 Kリーグチャレンジ 27 2
総通算 190 6 11 0 7 1 208 7

代表・選抜歴 編集

  • 2007年 韓国大学選抜
  • 2009年 韓国大学選抜

脚注 編集

注記 編集

  1. ^ 大韓民国国軍体育部隊傘下のサッカークラブである尚州尚武FC(Kリーグ所属)へ入団するためには、一定期間Kリーグのクラブに所属し、そこから移籍する必要があるため[2]

出典 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集