呉県(ご-けん)はから中華人民共和国にかけて江蘇省に存在した県。現在の蘇州市呉中区及び相城区に相当する。

中華人民共和国 江蘇省 呉県
紀元前221年 - 1995年
簡体字 吴县
繁体字 吳縣
拼音 Wúxiàn
カタカナ転記 ウーシェン
国家 中華人民共和国
江蘇
行政級別
建置 紀元前221年
廃止 1995年 
面積
- 総面積 km²
人口

歴史 編集

前221年秦朝により会稽郡の郡治として呉県が設置された。会稽郡は後に呉郡、蘇州と改められたが、呉県は常にその治所だった。696年に呉県から長洲県が分かれ、代には長洲県からさらに元和県が分かれたが、中華民国に入るとふたたび呉県に併合された。

1928年民国17年)に城区が分割され蘇州市が設置されたが1930年(民国19年)に蘇州市は廃止、再び呉県に編入された。中華人民共和国成立後の1949年、呉県城区が再び分割され蘇州市とされた。1995年6月、県級市に改編される際に呉県市と改称された。2000年12月、呉県市は廃止され、蘇州市市轄区の呉中区及び相城区とされた。


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