和島 芳男(わじま よしお、1905年 6月1日[1]- 1983年2月28日[2])は、日本の歴史学者。

略歴 編集

東京府東京市生まれ。1926年静岡高等学校卒業[3]1929年東京帝国大学文学部国史学科卒[4]立教大学講師、1936年神戸女学院專門學校教授、神戸女学院大学教授、1966年同学長、のち大手前女子大学教授[2]。日本思想史が専門で、特に日本宋学史研究で功績を残した。

著書 編集

  • 『建武中興と新田義貞公』桜雲閣 1937
  • 『新講東洋史』同文館 1949
  • 叡尊忍性』 (人物叢書) 吉川弘文館 1959
  • 『日本宋学史の研究』吉川弘文館 1962
  • 『昌平校と藩学』 (日本歴史新書)至文堂 1962
  • 『中世の儒学』(日本歴史叢書) 吉川弘文館 1965

論文 編集

参考文献 編集

脚注 編集

  1. ^ 『日本宋学史の研究』吉川弘文館、1962年の奥書の著者略歴
  2. ^ a b 三木俊秋 1983
  3. ^ 静岡高等学校一覧 自大正15年4月至大正16年3月』静岡高等学校、1926年7月、108頁。 
  4. ^ 東京帝国大学要覧 昭和4年度』東京帝国大学、1929年5月、398頁。