和田山駅

兵庫県朝来市和田山町東谷にある西日本旅客鉄道の駅

和田山駅(わだやまえき)は、兵庫県朝来市和田山町東谷藤原にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)のである[1]

和田山駅
駅舎(2015年7月)
わだやま
Wadayama
地図
兵庫県朝来市和田山町東谷藤原184-5[1]
北緯35度20分28.20秒 東経134度51分6.65秒 / 北緯35.3411667度 東経134.8518472度 / 35.3411667; 134.8518472座標: 北緯35度20分28.20秒 東経134度51分6.65秒 / 北緯35.3411667度 東経134.8518472度 / 35.3411667; 134.8518472
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
電報略号 タヤ
駅構造 地上駅橋上駅[1]
ホーム 2面4線[1]
乗車人員
-統計年度-
473人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日 1906年明治39年)4月1日[1]
乗入路線 2 路線
所属路線 E 山陰本線
キロ程 119.0 km(京都起点)
梁瀬 (3.4 km)
(5.2 km) 養父
所属路線 J 播但線
キロ程 65.7 km(姫路起点)
竹田 (5.8 km)
備考 直営駅[1]
みどりの券売機プラス設置駅
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概要 編集

直営駅豊岡駅被管理駅)で、朝来市の代表駅[1]

山陰本線所属線としており[2]、当駅を終点とする播但線を加えた2路線が乗入れる[1]特急こうのとり」・「きのさき」・播但線経由「はまかぜ」が停車する[1]

歴史 編集

 
焼け落ちた和田山駅(1943年)

駅構造 編集

 
ホーム(2006年2月)
 
旧和田山機関庫の車両庫と給水塔(2015年7月)

島式ホーム2面4線を有する地上駅橋上駅舎を備える[1]。駅舎には駅ビルが併設されており、2階に改札口がある[1]。そこから各ホームへ跨線橋で連絡している[1]。改札外の待合室にはキオスクが設置されていた[1]が、2017年9月30日限りで閉店している。2021年3月13日からは、ICOCA等の全国相互利用サービスに対応した交通系ICカードが利用可能となっている[7]

構内北側には旧豊岡機関区和田山支区のレンガ造りの車庫と給水塔が現在も残されている。車庫は1912年(明治45年)3月に建築されたもので、1991年(平成3年)3月に支区が廃止されてからは倉庫として利用されている[1]

のりば 編集

のりば 路線 方向 行先 備考
1 E 山陰本線 上り 福知山京都大阪方面[9] 一部普通列車は4番のりば
2 下り 豊岡城崎温泉方面[9] 特急「はまかぜ」と一部普通列車は4番のりば
4・5 J 播但線 - 寺前姫路方面[9] 特急「はまかぜ」は4・5番のりば

基本的に1番のりばが山陰本線上り用、2番のりばが山陰本線下り用、4番のりばが播但線と山陰本線普通列車同士の乗換及び団体臨時列車と特急「はまかぜ」用、5番のりばが播但線普通列車用及び特急「はまかぜ」用として使われ、山陰本線上下線共に普通列車の一部は4番のりばに停車する他、「はまかぜ」は4・5番のりばから発車する。2番のりばと4番のりば間に存在する3番線、及び播但線専用である5番のりばと播但線専用留置線は非電化である。

付記事項
  • 2018年の集中豪雨の際には豊岡駅 - 当駅間で折返し運転を行っていた。
  • 播但線車両のみ夜間滞泊が設定されている。
  • トイレは改札外に男女別水洗のものがある。
  • 当駅は夕方18:30頃 - 翌朝7:30頃は無人駅となるため、この時間帯に発着するワンマン列車は一部を除き、車内収受となる。

利用状況 編集

近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。

年度 1日平均
乗車人員[10]
1998年 1,024
1999年 971
2000年 951
2001年 910
2002年 912
2003年 891
2004年 861
2005年 843
2006年 823
2007年 813
2008年 791
2009年 747
2010年 744
2011年 754
2012年 758
2013年 756
2014年 709
2015年 705
2016年 693
2019年 639
2020年 493
2021年 473

駅周辺 編集

バス路線 編集

駅弁 編集

駅改札外の駅弁屋「福廼家」で販売[1]。主な駅弁は下記の通り[11]

  • 地鶏炊き釜めし松茸入り
  • 但馬の里和牛弁当

隣の駅 編集

※特急「こうのとり」・「きのさき」・「はまかぜ」の隣の停車駅は各列車記事を参照のこと。

西日本旅客鉄道(JR西日本)
E 山陰本線
梁瀬駅 - 和田山駅 - 養父駅
J 播但線
竹田駅 - 和田山駅

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 『兵庫の鉄道全駅 JR・三セク』神戸新聞総合出版センター、2011年12月15日、128頁。ISBN 9784343006028 
  2. ^ a b c d 石野 1998, p. 302.
  3. ^ a b c 石野 1998, p. 248.
  4. ^ 『福知山鉄道管理局史』(1972年)P35より。焼失駅舎を解体したか、修復して使用したかは不明。
  5. ^ 「綾部、和田山駅に「みどりの窓口」」『交通新聞』交通協力会、1974年5月19日、3面。
  6. ^ 「和田山駅 面目を一新」『交通新聞』交通協力会、1976年5月11日、2面。
  7. ^ a b 2021年春ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道福知山支社、2020年12月18日。 オリジナルの2020年12月18日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201218075722/https://www.westjr.co.jp/press/article/items/201218_00_fukuchiyama.pdf2020年12月19日閲覧 
  8. ^ “ICOCA北近畿に拡大 JR西日本福知山”. 両丹日日新聞. (2019年7月10日). オリジナルの2019年7月11日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20190711100931/https://www.ryoutan.co.jp/articles/2019/07/89150/ 2020年12月19日閲覧。 
  9. ^ a b c 和田山駅|構内図:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年1月15日閲覧。
  10. ^ 兵庫県. “兵庫県統計書”. 兵庫県. 2023年6月25日閲覧。
  11. ^ 『JTB時刻表 2024年3月号』JTBパブリッシング、2024年、370頁。 

参考文献 編集

  • 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日。ISBN 978-4-533-02980-6 

関連項目 編集

外部リンク 編集