嘉穂製作所

日本の製造業者

株式会社嘉穂製作所(かほせいさくしょ)は、福岡県飯塚市に本社を置くスロープカー(斜面走行モノレール)を開発、販売などを行う会社である。

株式会社嘉穂製作所
KAHO Manufacturing Co.,Ltd
本社正門
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
820-0712
福岡県飯塚市大分567番地
設立 1970年昭和45年)3月
業種 輸送用機器
法人番号 5290001045250 ウィキデータを編集
事業内容 スロープカーの製造
代表者 西川達人(代表取締役社長
資本金 7000万円
従業員数 50名
主要株主 日鉄鉱業株式会社 100%
外部リンク https://www.kaho-monorail.com/
テンプレートを表示
稲佐山公園のスロープカー

沿革 編集

  • 1970年 - 日鉄鉱業が経営していた旧嘉穂鉱業所の工作部門が独立して誕生。
  • 1971年 - モノレールを開発、販売開始。
  • 1977年 - 資本金1,000万円に増資。新交通システムに関する委託研究開始。
  • 1985年 - 資本金3,000万円に増資。
  • 1992年 - スロープカー(建築基準対象機)について大臣認可取得。
  • 1993年 - スロープカー関連発明により弁理士会会長奨励賞を受賞[要出典]
  • 2000年 - ISO9001認証取得。
  • 2002年 - 韓国モノレールと技術提携、韓国内でスロープカー販売開始。
  • 2006年 - 新交通システム研究開発センターを開設。
  • 2007年 - 資本金7,000万円に増資。

関連施設 編集

  • 新交通システム研究開発センター - 福岡県飯塚市大分567番地

その他 編集

  • モノレールの製作技術は、電気工事・鋼構造物工事にも活かされている。電気工事としては、プラント工事、各種照明工事、建築工事、太陽光発電設備などあらゆる電気工事に対応。鋼構造物工事としては、プラント構造物、鉄骨工事、タンク製作などを設計・製作。
  • 2022年4月8日に開催された国際交通安全学会(IATSS)にて学会賞「業績部門」を受賞した。

(公財)国際交通安全学会は、本田技研工業の創業者である本田宗一郎藤沢武夫及び本田技研工業による基金のもと設立された。

外部リンク 編集