モハ34形は、かつて日本国有鉄道(国鉄)に在籍した旧形電車である。車体長17m級3扉ロングシートの両運転台形制御電動車であるが、出自の異なる2種が存在する。1953年(昭和28年)6月1日に実施された車両形式称号規程改正(改番)により、いずれもモハ12形に改称された。

  1. 34001~34026 - オリジナルのモハ34形で、1933年(昭和8年)度製。詳細は、国鉄33系電車を参照のこと。
  2. 34031~34039 - 1950年(昭和25年)11月から1951年(昭和26年)3月にかけ、モハ31形(初代)の後位に運転台を新設して、両運転台化したもの。詳細は、国鉄31系電車#モハ31形を両運転台に改造を参照のこと。