土佐 三郎(とさ さぶろう)は、日本の柔道家柔道指導者。日本屈指の強豪天理大学柔道部監督などの要職を歴任し、世界王者も育てた。

来歴 編集

奈良県天理市在住。天理大学柔道部でコーチを経験後、正木嘉美らからバトンを受け監督に就任。スポーツ科学生理学の豊富な知識に裏打ちされた理論的な指導に定評がある。「しっかり持って投げる」ことで柔よく剛を制すを体現する天理柔道の正統派の継承者としても期待が高い。

2010年には全日本学生柔道連盟アメリカ合衆国ハワイ州で実施した海外研修合宿に関西学生柔道連盟を代表してコーチとして参加した。

天理大学柔道部監督時代は、副監督で世界柔道金メダリストの穴井隆将を従えた。世界柔道金メダリストの大野将平、世界ジュニア金メダリストの丸山剛毅、講道館杯2位の安田智史、ジュニア国際大会金メダリストの土井健史らを育てた。ほかに、天理大学柔道部寮監、一般社団法人全日本学生柔道連盟個人会員[1]、第60回国民体育大会奈良県選手団柔道監督などの要職を務めた[2]野村忠宏藤猪省太篠原信一らと親交があった。

主な出演 編集

出典 編集

  1. ^ 全日本学生柔道連盟
  2. ^ 第60回周期国民体育大会奈良県選手団名簿