土居愛実 (セーリング選手)
日本のセーリング選手
土居 愛実(どい まなみ、1993年8月29日 - )は、神奈川県横浜市出身のセーリング選手。
獲得メダル | ||
---|---|---|
日本 | ||
女子セーリング | ||
世界選手権 | ||
銅 | 2017 メデンブリック | レーザーラジアル級 |
アジア大会 | ||
銀 | 2014 仁川 | レーザーラジアル級 |
金 | 2018 ジャカルタ | レーザーラジアル級 |
山手学院中学校・高等学校、慶應義塾大学環境情報学部卒業。アビームコンサルティング所属。2012年のロンドンオリンピックから3大会連続で女子レーザーラジアル級のオリンピック代表に選ばれている。兄はリオデジャネイロオリンピック男子470級代表の土居一斗。
来歴
編集- 小学2年生の時に兄の練習について行き、コーチに「ジュースを20本あげるからやろう」と誘われたのがセーリングを始めたきっかけ[1]。横浜ジュニアヨットクラブで競技を始め、海面を滑走する楽しさにのめり込んでいった。
- レーザーラジアル級で高校2年生の時にユース世界選手権で銀メダルを獲得した[2]。
- 18歳で2012年ロンドンオリンピックに初出場し、31位。
- 2016年リオデジャネイロオリンピックに出場し、20位。この大会で念願の兄妹揃ってのオリンピック出場を果たした。
- 2017年世界選手権においてレーザーラジアル級で日本人初となる銅メダルを獲得した[3]。
- 2018年にはジャカルタ・アジア大会で11レース中トップ9回という圧倒的なスコアで金メダルを獲得した[4]。
- 2020年、メルボルンで開催された世界選手権で総合8位となり、3大会連続のオリンピック代表に内定した[5]。
- 2021年、ILCAヨーロッパ大陸予選に出場し、総合3位[6]。
- 2021年7月の開催となった東京オリンピックに日本代表として出場した。土居はこの大会を競技人生の集大成と位置づけていた[7]が、10レース終えて15位となり、最終のメダルレースには進めなかった[8]。
脚注
編集- ^ “セーリング土居愛実 誰かのためなら帆を張れる 延期で折れた気持ち…周囲の声で迷い消えた”. スポニチ (2020年8月19日). 2021年2月20日閲覧。
- ^ J-SAILING VOL.84 "[1]"
- ^ “土居愛実が銅メダル セーリング世界選手権”. 日刊スポーツ (2017年8月27日). 2021年4月1日閲覧。
- ^ BHM編集部 (2018年8月30日). “【アジア大会】レーザーラジアル級の土居愛実が金メダル獲得!”. バルクヘッドマガジン. 2021年2月20日閲覧。
- ^ BHM編集部 (2020年2月28日). “レーザーラジアル女子世界選手権で土居愛実が総合8位に。日本代表に決定”. バルクヘッドマガジン. 2021年2月20日閲覧。
- ^ BHM編集部 (2021年4月25日). “東京五輪代表 土居愛実、堂々3位入賞!ILCAヨーロッパ大陸予選”. バルクヘッドマガジン. 2021年4月29日閲覧。
- ^ “オリンピック セーリング 土居と南里は予選落ち”. NHK. (2021年7月30日) 2021年8月12日閲覧。
- ^ “土居、南里メダルR逃す/セーリング”. サンケイスポーツ 2021年7月30日閲覧。
外部リンク
編集- 土居愛実 - 国際オリンピック委員会
- 土居愛実 - オリンピックチャンネル
- 土居愛実 - Olympedia
- 土居愛実 - Sports-Reference.com (Olympics) のアーカイブ
- 土居愛実 - 国際セーリング連盟
- 土居愛実 - 国際オリンピック委員会 (英語)
- JOC ロンドンオリンピック選手団選手紹介
- JOC リオデジャネイロオリンピック選手団選手紹介