土居聖真

日本のサッカー選手

土居 聖真(どい しょうま、1992年5月21日 - )は、山形県山形市出身のプロサッカー選手Jリーグ鹿島アントラーズ所属。ポジションはミッドフィールダー(トップ下、サイドハーフ)、フォワード(センターフォワード、セカンドトップ)。元日本代表

土居 聖真
名前
愛称 しょうま
カタカナ ドイ ショウマ
ラテン文字 DOI Shoma
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1992-05-21) 1992年5月21日(31歳)
出身地 山形県山形市
身長 172cm
体重 63kg
選手情報
在籍チーム 日本の旗 鹿島アントラーズ
ポジション MF / FW
背番号 8
利き足 右足
ユース
2005-2010 鹿島アントラーズ
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2011- 鹿島アントラーズ 297 (50)
代表歴2
2017 日本の旗 日本 2 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2022年11月5日現在。
2. 2017年12月16日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

来歴 編集

中山町立長崎小学校卒業後、地元を離れ、鹿島アントラーズジュニアユースへ加入[1]。2011年、鹿島アントラーズユースからトップチームに昇格した。同期は柴崎岳梅鉢貴秀昌子源。2013年9月21日、ジュビロ磐田戦でプロ初ゴール。2014年はトップ下のポジションに完全に定着し、リーグ戦では自身最多の8ゴールをあげた。

2015年からは小笠原満男野沢拓也がつけていた伝統の8番を背負う。2月25日、AFCチャンピオンズリーグ2015ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ戦でACL初ゴールをあげた。同年の石井正忠監督就任後はフォーメーションの4-4-2への変更に伴い、FWでの起用が多くなっている。

2016年6月25日のアビスパ福岡戦では2トップとして先発し、1stステージ優勝を決定づける2点目を決めて優勝に貢献した。12月29日、天皇杯・準決勝の横浜F・マリノスでは先制ゴールを決めて決勝進出に貢献した。FIFAクラブワールドカップでは3試合に出場し、1得点3アシストの活躍を見せた[2]

2017年4月1日、第5節の大宮アルディージャ戦では決勝点を決めて、首位に並ぶ4連勝に貢献した。12月7日、清武弘嗣が脳震盪で離脱したためEAFF E-1フットボールチャンピオンシップ2017に向けた日本代表に追加招集され、これがA代表初選出となった[3]。12月12日、中国戦で代表デビューを果たした[4]

2021年、相馬監督交代後の鹿島アントラーズでは相手チームのDFとの駆け引きの巧さを評価され、センターFWのポジションでの起用が多くなっている(ゼロトップ)。Jリーグ開幕日から29年目を数える5月15日の第14節の横浜FM戦では、上記のFW起用にてPKを含む初のハットトリックを決めた[5]。鹿島のホームゲームで鹿島の選手がハットトリックを決めた事例は、2012年10月6日に行われた第28節の対FC東京戦でセルジオ・ドゥトラ・ジュニオールが決めて以来、9年ぶりのことであった。

人物 編集

  • 2017年、リクルートライフスタイルとJリーグが主催する「Jマジ!」の企画イケメンJリーガー選手権の第4回で優勝した。前回、前々回を当時鹿島所属の柴崎岳が優勝していたため鹿島はクラブとして3連覇を達成した[6]
  • 2017年6月7日、一般女性と結婚したことが発表された。
  • 2020年7月29日、サッカーダイジェスト誌のインタビューにて柿谷曜一朗は「天才」を挙げるなら、という質問内容に(小野伸二とイニエスタは別格として)ランキングの1位に土居聖真を挙げた。理由は「テクニックが素晴らしいし、特別なセンスがある。鹿島の試合を観ていて、ボールが渡ると思わず『おっ』って前のめりになる。ところどころで唸るようなプレーを見せてくれるのがたまらない」と話した。ちなみに2019年のベストプレーヤーアンケートでも土居を選出している[7]

所属クラブ 編集

個人成績 編集

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2011 鹿島 28 J1 2 0 0 0 0 0 2 0
2012 4 0 2 0 2 0 8 0
2013 15 2 1 0 2 0 18 2
2014 34 8 6 1 1 0 41 9
2015 8 28 6 2 0 1 0 31 6
2016 30 8 5 1 5 1 40 10
2017 33 3 2 1 3 1 38 5
2018 29 5 4 1 5 3 38 9
2019 32 5 4 1 4 1 40 7
2020 31 6 2 0 - 33 6
2021 36 6 6 0 3 0 45 6
2022 23 1 7 2 5 0 35 3
2023 24 2 7 0 2 0 33 2
2024
通算 日本 J1 321 52 48 7 33 6 402 65
総通算 321 52 48 7 33 6 402 65
国際大会個人成績 FIFA
年度 クラブ 背番号 出場 得点 出場 得点
AFCACLクラブW杯
2011 鹿島 28 0 0 -
2015 8 6 3 -
2016 - 4 1
2017 7 0 -
2018 13 3 3 1
2019 8 2 -
通算 34 8 7 2

出典: Soccer D.B.”. 2017年1月12日閲覧。

その他の国内大会
その他の国際公式戦
出場歴

タイトル 編集

クラブ 編集

鹿島アントラーズ

個人 編集

  • Jリーグ・優秀選手賞(2019年)

代表歴 編集

出場大会 編集

試合数 編集

  • 国際Aマッチ 2試合 0得点(2017年)


日本代表国際Aマッチ
出場得点
2017 2 0
通算 2 0

出場 編集

No. 開催日 開催都市 スタジアム 対戦国 結果 監督 大会
1. 2017年12月12日  東京 味の素スタジアム   中国 ○2-1 ハリルホジッチ EAFF E-1サッカー選手権2017
2. 2017年12月16日  東京 味の素スタジアム   韓国 ●1-4 ハリルホジッチ EAFF E-1サッカー選手権2017

脚注 編集

出典 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集