地球近傍小惑星追跡(ちきゅうきんぼうしょうわくせいついせき、NEAT:Near-Earth Asteroid Tracking)は、アメリカ航空宇宙局 (NASA)、ジェット推進研究所による地球近傍小惑星の追跡プログラム。正式名称の日本語訳は一定しないが、「地球近傍小惑星追跡プログラム」などとも呼ばれている。

1995年に探査を開始し、アメリカ空軍の協力によりハワイマウイ島のGEODSS(地上設置型電子光学式深宇宙探査)望遠鏡(2001年以降は空軍マウイ光学・スーパーコンピューティング観測所 (AMOS)にある1.2m望遠鏡)を使用して探査・追跡を行っている。

2001年からはパロマー天文台の望遠鏡も用いられ、準惑星エリスをはじめセドナクワオアーなどの発見に貢献した。他にも多数の小惑星彗星などを発見しており、NEATによって発見された彗星をNEAT彗星と総称する。

2007年に観測を終了するまでに、2022年までに番号登録されたものだけで44736個の小惑星を発見した。

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