国際地質科学ジオパーク計画

国際地質科学ジオパーク計画(こくさいちしつかがくジオパークけいかく、International Geoscience and Geoparks Programme、IGGP)は、共同研究や会合、ワークショップを通じて、国際的な地質科学研究を促進するための計画。

ユネスコ国際地質科学連合(IUGS)の協同事業である国際地質科学計画と、ユネスコ世界ジオパークの2つの活動を通じて実行される[1]

解説 編集

1972年に国際地質対比計画(International Geological Correlation Programme、IGCP)として設立された。

2003年には、名称が地質科学国際研究計画(国際地質科学計画、International Geoscience Programme)に変更されたが、略称のIGCPはそのまま受け継がれた。

また、2015年11月には、「世界ジオパーク」が「ユネスコ世界ジオパーク」として、ユネスコで正式に事業化されるのに合わせて、IGCPは現在の「国際地球科学ジオパーク計画」に名称が変更され、「ユネスコ世界ジオパーク」はIGGPの一事業として実施されている。

参考文献 編集

  • JGN 国際化ワーキンググループによる試訳 (2016年1月). “国際地質科学ジオパーク計画定款”. 2021年9月2日閲覧。
  • "地質科学国際研究計画". 日本大百科全書(ニッポニカ). コトバンクより2021年9月2日閲覧
  • http://www.geosociety.jp/geopark/content0020.html

脚注 編集

  1. ^ 世界ジオパークのユネスコ正式事業化について | NPO法人 日本ジオパークネットワーク”. geopark.jp. 2021年9月25日閲覧。