埴生神社 (中間市)

福岡県中間市にある神社

埴生神社(はにゅうじんじゃ・はぶじんじゃ)は、福岡県中間市にある神社である。 元はこの地は「埴生(はにゅう)」と呼ばれていたが、後に転じて「垣生(はぶ)」と呼ばれるようになったと言われている。 中間市最大の都市公園である垣生公園内にあり、公園内の羅漢山を中心に古墳時代後期の横穴墓垣生羅漢百穴)が散在し多くの副葬品が出土していることから、この地に有力な豪族がいたことをうかがわせる。

埴生神社

拝殿
所在地 福岡県中間市大字垣生424
位置 北緯33度48分57秒 東経130度41分59秒 / 北緯33.81583度 東経130.69972度 / 33.81583; 130.69972座標: 北緯33度48分57秒 東経130度41分59秒 / 北緯33.81583度 東経130.69972度 / 33.81583; 130.69972
主祭神 応神天皇仲哀天皇神功皇后
社格 村社
創建 不詳
例祭 10月13日
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一の鳥居

由緒 編集

仲哀天皇が、神功皇后熊襲征伐のため御船でこの地を訪れ、航海の安全を祈願し、船魂の神を祀ったとされる。

当時大村であった埴生郷の大社であり、岡(遠賀)の六郷の第一とされる。

戦国時代大友軍の度重なる兵火により焼失したが、元亀2年(1571年)に花尾城麻生隆実によって再建された。

御利益 編集

祭礼 編集

10月13日の例祭に、北九州市中間市遠賀郡の神職が集い、筑前御殿神楽を奉納している。

交通 編集

最寄り駅
JR福北ゆたか線筑前垣生駅下車 徒歩約3分

関連項目 編集