堀 将俊(ほり まさとし、元和6年1月16日1620年2月19日) - 延宝7年9月2日1679年10月6日))は小千谷縮の祖とされる人物。

明石次郎、明石様とも呼ばれる。

経歴 編集

播州明石の出身。17世紀(寛文年間頃)、妻と2人の娘と共に越後国山谷村(現:新潟県小千谷市)の庄屋西牧彦次右衛門の家に移り住んだ。明石出身ということで明石次郎と呼ばれていた。そして、この地方で織られていた越後麻布の改良に成功した。村人に教え、次第に魚沼郡全域、刈羽郡頸城郡にまで広がった。

1679年、死去。

死後、小千谷縮の発明、発展の功績を称え、小千谷の人々は極楽寺に明石堂を建立した。そして明石様とよんで称えた。今も、5月12日9月12日に祭礼が行われている。

1928年、正五位を追贈された[1]

脚注 編集

  1. ^ 田尻佐 編『贈位諸賢伝 増補版 上』(近藤出版社、1975年)特旨贈位年表 p.56

関連項目 編集

外部リンク 編集