塩野 半十郎(しおの はんじゅうろう、1898年[1] - 1984年9月27日)は、日本農民考古学者陶芸家

東京府西多摩郡(現・東京都あきる野市)出身[要出典]。農業の傍ら遺跡発掘に従事し、多摩丘陵を中心とした発掘活動において中心的な役割を果たし、縄文時代研究に大きく貢献した[1][2]。また、岩手藤沢野焼祭において審査委員を務めた縁で、同祭には「塩野半十郎大賞」が設けられた。晩年、東京国立博物館に発掘品の大半を寄贈した。他に、東京秋川市文化財保護審議委員などの要職を歴任した。

1975年、長年の遺跡調査の功績により、勲六等瑞宝章を受章した[1]。1983年には所蔵品の全てを東京国立博物館に寄贈した[1]

出典 編集

  1. ^ a b c d 塩野半十郎先生について”. 藤沢野焼祭 公式webサイト. 一関市役所藤沢支所産業建設課. 2023年10月1日閲覧。
  2. ^ 【考古編】第5問の答え | あきる野市”. www.city.akiruno.tokyo.jp. あきる野市. 2023年10月1日閲覧。