大善寺 (兵庫県福崎町)

兵庫県神崎郡福崎町にある寺院

大善寺(だいぜんじ)は、兵庫県神崎郡福崎町大貫にある東寺真言宗の寺院である。山号は雲頂山播磨八薬師霊場の4番札所である。慶長年間、池田輝政姫路城を築造の際、大善寺にあった大木を心材に用いたといわれる。姫路城の鬼門に位置することから境内の荒神堂祈願所として使用され、長らく歴代の城主の尊崇が厚かった。荒神堂には、姫路城御祈願所の額が掲げられている。姫路城での祈願会は、明治初年まで、正月、5月、9月の3か日行われていた。

大善寺
所在地 神崎郡福崎町大貫2411
位置 北緯34度57分14.7秒 東経134度47分6.8秒 / 北緯34.954083度 東経134.785222度 / 34.954083; 134.785222
山号 雲頂山
宗旨 古義真言宗
宗派 東寺真言宗
本尊 薬師如来
創建年 (伝)大化元年(645年)
開山 (伝)法道
開基 池田輝政
正式名 雲頂山大善寺
別称 紫陽花(あじさい)の寺
札所等 播磨八薬師霊場4番
法人番号 8140005014783 ウィキデータを編集
テンプレートを表示

境内 編集

ギャラリー 編集

出典 編集

兵庫県神崎郡教育会『神崎郡誌』兵庫県神崎郡教育会、1942年5月20日、470-471頁。