大山 真吾(おおやま しんご、1984年2月14日-)は、地方競馬兵庫県競馬組合園田競馬場、碇清次郎厩舎所属の騎手である。地方競馬教養センター騎手課程第78期生[1]

大山真吾
第22回兵庫ダービーパドック(2021年6月10日)
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 大阪府
生年月日 (1984-02-14) 1984年2月14日(40歳)
血液型 O型
騎手情報
所属団体 兵庫県競馬組合
所属厩舎 園田・薮田勝也
→園田・薮田辰己
→園田・碇清次郎
勝負服 白、袖青一本輪
初免許年 2003年
免許区分 平地
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趣味は相撲観戦(SONODA&HIMEJI KEIBANOTE 2010より)。

来歴 編集

大阪高校中退。2003年9月29日付けで地方競馬騎手免許を取得[2]し、薮田勝也厩舎からデビュー。同年10月7日に初騎乗、16日に初勝利。通算成績は3976戦401勝(2008年6月13日現在)

デビューが10月だった2003年は9勝だったが、翌2004年菊水賞ではラガーヒトリタビに騎乗し、小牧太岩田康誠の激しい叩き合いを後方から差し切って重賞初制覇を成し遂げた。この年にJRAで初騎乗を果たす。バードクンで参戦した4月18日の第3回阪神8日第7競走、サラ3歳500万下で、16頭立ての12着だった。第37回日本プロスポーツ大賞新人賞を受賞する。

2005年、例年黒船賞と同日に行われる全日本新人王争覇戦(2005年は3月21日)に招待され12人中9位[3]。98勝を挙げてリーディング4位。帝王賞(騎乗馬:ニューシーストリー)に騎乗したり、地元重賞で大井所属馬(スピニングアロー)に騎乗するなど、着実に信頼を積み重ねる。

2006年は鎖骨を2回骨折して成績は伸び悩んだが、ADONOS7の一員となり、暮れには園田ジュニアカップで2年ぶりに重賞を制覇した。1年を通して騎乗できた2007年は100勝を超える119勝をあげリーディング5位。

2008年5月14日、兵庫県競馬では史上3人目となる1日6勝を達成[4]。記録更新が期待された最終競走は惜しくも2着だった。兵庫県では他に岩田康誠木村健が達成している。

2015年7月1日付けで、薮田辰己厩舎から碇清次郎厩舎に所属変更[5]

2015年10月9日園田競馬第6競走をエイシンサブウェイで勝利し、地方競馬通算1000勝を達成した[6]

2018年2月24日阪神競馬第6競走をナムラシンウチで勝ち、中央競馬初勝利をあげた[7]

2021年の兵庫ダービーをスマイルサルファーで勝ち、ダービージョッキーとなる。

通算成績 編集

騎乗数 勝利数 備考
2003年 117 9
2004年 631 50 菊水賞
2005年 1042 98
2006年 690 63 園田ジュニアカップ
2007年 1005 119
2008年 1035 127
2009年 1015 108
2010年 770 68
2011年 535 41
2012年 959 82 六甲盃
2013年 1023 60 園田ジュニアカップ
2014年 1071 84 MRO金賞
2015年 1013 113
2016年 1089 117 読売レディス杯
秋桜賞
2017年 1136 128 園田ジュニアカップ
2018年 1134 137 園田クイーンセレクション
若草賞
2019年 1008 118 園田クイーンセレクション
2020年 1008 97 オグリキャップ記念
2021年 895 87 兵庫ダービー
西日本ダービー
園田チャレンジカップ

主な騎乗馬 編集

脚注 編集

  1. ^ 第78期騎手候補生修了式 - 地方競馬情報サイト
  2. ^ 平成15年度第2回調教師・騎手免許試験新規合格者発表 - 地方競馬情報サイト
  3. ^ 2005年3月21日高知第9競走 - 地方競馬情報サイト
  4. ^ 2008年5月14日 園田競馬場 払戻金 - 地方競馬情報サイト
  5. ^ 兵庫の大山真吾騎手が碇清次郎厩舎に所属変更 - サンスポ競馬予想王@SANSPO.COM(2015年6月26日)2015年8月21日閲覧
  6. ^ a b c d e “大山 真吾騎手 通算1,000勝達成”. 園田・姫路競馬場. (2015年10月9日). http://www.sonoda-himeji.jp/news/detail.html?id=gbRUqp 2016年4月18日閲覧。 
  7. ^ “大山真吾騎手がJRA初勝利”. ラジオNIKKEI. (2018年2月24日). https://www.radionikkei.jp/keiba_article/news/post_14040.html 2018年3月18日閲覧。 

関連項目 編集

外部リンク 編集