大野忠男 (経済学者)
大野 忠男(おおの ただお、1915年12月10日 - 1998年8月20日[1])は、日本の経済学者。大阪大学名誉教授。
人物情報 | |
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生誕 |
1915年12月10日 日本岡山県 |
死没 | 1998年8月20日 (82歳) |
出身校 | 東京帝国大学 |
学問 | |
研究分野 | 経済学 |
研究機関 | 大阪大学 |
学位 | 経済学博士 |
経歴 編集
1915年、岡山県児島郡灘崎町(現岡山市)生まれ。1938年、東京帝国大学法学部を卒業。商工省、岡山大学教授をへて、1971年より大阪大学経済学部教授。1973年、『シュムペーター体系研究』を大阪大学に提出して経済学博士号を取得。1979年に同大学を定年退官し、名誉教授となる。以降は、追手門学院大学教授[2]、1984年より大阪学院大学教授を務めた[3]。1990年退職[4]。
受賞・栄典 編集
- 1971年:『シュムペーター体系研究』で日経・経済図書文化賞受賞。
著書 編集
- 『ス・フ織物規格と解説』繊維需給調整協議会、1939年。
- 『シュムペーター体系研究 資本主義の発展と崩壊』創文社、1971年。
- 『経済学史』岩波書店、1988年。
- 『自由・公正・市場 経済思想史論考』創文社、1994年。