大麻グミ(たいまグミ)は、大麻成分に似た合成化合物が配合されたグミキャンディーのことである[1]

主な例 編集

2023年9月ごろから、大阪府にある会社が製造したとされるグミキャンディーにHHCH(ヘキサヒドロカンナビヘキソール)が含有されたとされる成分が検出され、それを食べた人らから体調不良等を訴えた人らが相次ぎ、厚生労働省からは健康被害をもたらす可能性があるという理由で、同年11月22日指定薬物とし、同年12月からこれらの成分の入ったグミは所持や使用、販売が禁止となる[2][3]

2024年2月29日に、九州厚生局麻薬取締部が、大分市危険ドラッグ店を運営する女性を、医薬品医療機器法違反(指定薬物所持)容疑で逮捕し、大麻グミ所持容疑での初の逮捕事例となった[4]

2024年4月26日、販売元会社の社長と従業員が逮捕された[5]

出典 編集

  1. ^ “[【独自解説】“大麻グミ” 「人体実験に参加するような危険性」 搬送者続出するその成分は「大麻の数十倍の危険性」 https://www.ytv.co.jp/miyaneya/article/page_krangw2xnaclrylt.html]”. 讀賣テレビ放送株式会社. 2023年11月24日閲覧。
  2. ^ “大麻グミ” 成分「HHCH」指定薬物に追加 来月から販売禁止に 2023年11月22日 15時58分(NHK)
  3. ^ 「大麻グミ」成分を指定薬物に追加…12月2日から所持や販売禁止、類似成分の包括指定も検討”. 読売新聞. 2023年11月25日閲覧。
  4. ^ 「大麻グミ」所持容疑 販売店経営の20代女性を逮捕 九州厚生局 毎日新聞 2024年2月20日
  5. ^ “大麻グミ” 製造会社元社長ら逮捕 指定薬物含む商品保管か”. NHK. 2024年4月27日閲覧。

関連項目 編集