太陽は、日本のバンド、12012の4thシングル2008年8月20日にリリース。

太陽
12012シングル
初出アルバム『mar maroon
リリース
規格 シングル
録音 2008年4~7月
日本の旗 日本
ジャンル J-POP
ロック
レーベル NAYUTAWAVE RECORDS
作詞・作曲 宮脇渉酒井洋明塩谷朋之
チャート最高順位
12012 シングル 年表
MERRY GO WORLD
2008年
太陽
(2008年)
逢いたいから....
(2008年)
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作品情報 編集

  • 3ヶ月連続リリースの第1弾。
  • 前作「MERRY GO WORLD」で示した「2008年の12012のテーマ」を基本にし、「自分の在り方、自分は相手にとってどんな存在でなければいけないか?」などといった新しい要素を加えて制作された[1]
  • 季節感を大切にし、リリースが夏であったため「爽快感や開放感のある夏らしい曲」にしたとのこと[2]
  • キャッチコピーは「灼熱のコンクリートジャングルに放つ完全武装のSPLASH ROCK!!」。
  • この作品の作詞は全て宮脇渉が手掛けている。

収録曲 編集

初回盤A 編集

  1. 太陽(作詞:宮脇渉 作曲:酒井洋明
  2. KALEIDOSCOPE(作詞:宮脇渉 作曲:塩谷朋之

初回盤B 編集

  1. 太陽(作詞:宮脇渉 作曲:酒井洋明)
  2. KALEIDOSCOPE(作詞:宮脇渉 作曲:塩谷朋之)
  3. hello,seventeen(作詞:宮脇渉 作曲:酒井洋明)

通常盤 編集

  1. 太陽(作詞:宮脇渉 作曲:酒井洋明)
  2. KALEIDOSCOPE(作詞:宮脇渉 作曲:塩谷朋之)
  3. butterfly(LIVE at AKASAKA BLITZ 2008.05.15)

収録内容 編集

CD 編集

太陽

  • 「太陽」「地球」「時間」がテーマ[3]
  • メンバー全員で「夏っぽい曲」を持ち寄ったところ、この曲が最も爽やかであったため収録曲に選ばれた[2]
  • また、この曲のメロディーを聴いた時、宮脇はサビの“太陽”という言葉が思い浮かんだとのこと[2]
  • よりメロディーが残るように、楽器のサウンドを前面に出したアレンジ[2]や素直で分かりやすくすることを心がけたアレンジ[3]を行った。
  • これまで、バンドコンセプトである「人間の内面における狂気」に沿って作曲してきた宮脇は、この曲の作詞にあたり「これまでの詞は結局、愛について書いていた」という事実に気づき、宮脇の「素」を出した作詞を行った[2]
  • また、歌詞には「たくさんの人たちに必要とされて、それでも無償の愛で何も言わずにずっと見守り続けるような、太陽のような存在になりたい」という思いが込められており[4]、“太陽”を比喩として用いた歌詞にすると決定したのは2008年5月15日に行われた「5th Anniversary Live 「嵐」」の直後であるとのこと[3]

KALEIDOSCOPE

  • 作曲者の塩谷の感情が「ライブやりてぇな」[5]と昂っていた時に作曲しており、「コンクリートジャングル」をイメージしたとのこと[2]
  • デモ段階ではテンポが速かったが、制作過程で遅くしていった[2]
  • 塩谷が制作した原曲のギターパートを、須賀がハードロック調にアレンジしている[2]
  • この曲について宮脇は「『太陽』が夏の暑さなら、『KALEIDOSCOPE』は人の暑さでしょうね、灼熱級の」と語っている[2]

hello,seventeen

  • 酒井いわく「ホントに自由に作ってて、プレーヤー側としての遊びも盛り込まれていて、ちょっとチャレンジ的な曲」とのこと[2]
  • この曲の詞には、宮脇が十代の時に感じていた「大人なんて大嫌い」等といった感情を書いている[2]
  • 宮脇いわく「新宿のアルタ前の雑踏」をイメージする曲であるとのこと[2]
  • 須賀はこの曲を『Mr.LIAR』(アルバム『DIAMOND』収録)の延長線上に捉えており、「人を小馬鹿にした感じというか、斜めに構えた感じの曲」と語った[5]

butterfly(LIVE at AKASAKA BLITZ 2008.05.15)

  • オリジナルは「CYCLONE」に収録されており、この曲は2008年5月15日に開催された「5th Anniversary Live 「嵐」」で披露されたときのものを収録したライブバージョンである。

DVD PV“太陽” 編集

  • 初回盤Aに付録され、PV“太陽”が収録されている。

タイアップ一覧 編集

太陽

参考文献・出典 編集

  1. ^ 「MUSIQ?」Vol.13、シンコーミュージック・エンタテイメント、2008年、55頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l 「Neo genesis」Vol.27、SOFTBANK MOOK、2008年、60-61頁。
  3. ^ a b c 12012インタビューSo-net、2008年8月22日。
  4. ^ 12012、“太陽のような存在の人”を激白 BARKS、2008年8月19日
  5. ^ a b 「SHOXX」Vol.188、音楽専科社、2008年、74-75頁。