奈良博(なら ひろし、1966年 - 2009年1月20日)は、樺太(サハリン)在住の残留日本人二世。サハリン日本人会・北海道人会会長。

概説 編集

1966年青森県出身の父と長野県出身の母のもとに、樺太中西部のオルロヴォ(鵜城)で生まれる。

1990年、樺太残留邦人の日本永住帰国支援のため、サハリン日本人会(北海道人会)が結成される。奈良は若い世代では珍しく日本語に堪能で、1999年に33歳で同会会長に就任。北海道資本スーパーマーケット「サハリンカウボーイ」を退職し、同会の運営に専念した。

2009年1月17日ユジノサハリンスク豊原)市内で交通事故に遭い、1月20日に死去した(享年42)。数年以内には日本へ永住帰国する予定であった。

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