奴隷戦艦』(どれいせんかん、原題:Billy Budd)は、1962年制作のイギリス戦争ドラマ映画

奴隷戦艦
Billy Budd
劇場公開時のポスター
監督 ピーター・ユスティノフ
脚本 ピーター・ユスティノフ
デウィット・ボディーン
ロバート・ロッセン
(クレジットなし)
原作 ハーマン・メルヴィル
(『ビリー・バッド』より)
ルイス・O・コックス&
ロバート・H・チャップマン
(舞台劇『ビリー・バッド』より)
製作 ピーター・ユスティノフ
出演者 ロバート・ライアン
ピーター・ユスティノフ
テレンス・スタンプ
音楽 アントニー・ホプキンス
撮影 ロバート・クラスカー
編集 ジャック・ハリス
配給 日本の旗 新外映
公開 イギリスの旗 1962年9月20日
日本の旗 1962年11月27日
上映時間 112分
製作国 イギリスの旗 イギリス
言語 英語
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ハーマン・メルヴィルの未完の中編小説『ビリー・バッド』と、それを基にしたルイス・O・コックスとロバート・H・チャップマン作の舞台劇の映画化[1]。俳優のピーター・ユスティノフが監督・製作・脚本・出演の1人4役をこなしている。また、テレンス・スタンプの映画デビュー作であり、彼は本作で第20回ゴールデングローブ賞新人男優賞を受賞した[2]

あらすじ 編集

ナポレオン戦争時のイギリス。善良な青年ビリー・バッドは新入りの水兵として軍艦アベンジャー号に乗り、出征する。

だが、その艦内では残忍な水兵長のクラガートが水兵たちを支配、逆らう者を厳しく弾圧していた。そしてある日、仲の良かった同僚が犠牲になったことに怒ったビリーはクラガートを殴り殺してしまった。ビリーに同情的だった艦長のヴィアは何とか彼を救おうと努力するが、軍法会議で死刑が確定、ビリーは処刑された。

そんな中、フランス艦隊との戦いの火ぶたが切られた。激しい戦いの中でヴィアは深傷を負って息絶え、指揮官を失ったアベンジャー号は危機に陥る。それでも残された乗組員たちは必死に戦い、ついに勝利をおさめたのだった。

キャスト 編集

脚注 編集

外部リンク 編集