威王(いおう)は、中国戦国時代の王。宣王の子。懐王の父。

威王 熊商
第20代王
王朝
在位期間 前339年 - 前329年
都城
姓・諱 熊商
諡号 威王
生年 不詳
没年 威王11年(前329年
宣王

生涯 編集

宣王30年(紀元前340年)、宣王が薨去すると、後を嗣いで楚王となった。

威王のとき、無彊の軍が使そうを受けて楚に侵攻してきた。威王は出兵して越軍を撃破し、旧の領域を攻め取った。

威王7年(紀元前333年)、威王は軍を動員して斉を攻撃し、徐州で斉軍を撃破した。威王は靖郭君田嬰を斉から追放させようとしたが、張丑の説得を受けて、田嬰追放の要求を取り下げた。

威王11年(紀元前329年)、威王は薨去した。在位11年。

参考文献 編集

先代
宣王
の王
紀元前339年 - 紀元前329年
次代
懐王