郭皇后(かくこうごう)は、泰昌帝の正室。泰昌帝の即位前に死去し、後に孝元貞皇后(こうげんていこうごう)とされた。

郭妃
の追贈皇后
孝元貞皇后郭氏

別称 孝元昭懿哲恵荘仁合天弼聖貞皇后
出生 万暦8年(1580年
順天府
死去 万暦41年12月24日
1614年2月2日
順天府、紫禁城
配偶者 泰昌帝
子女 朱徽娟(懐淑公主)
父親 郭維城(博平侯)
郭振明
テンプレートを表示

経歴 編集

順天府の庶民であった郭維城の娘として生まれた。容姿ふるまいが美しく、万暦26年(1598年)に選ばれて後宮に入った。万暦29年(1601年)、太子朱常洛(後の泰昌帝)にとつぎ、太子妃となった。万暦41年12月24日(1614年2月2日)、薨去した。「恭靖」とされた。

泰昌帝が即位すると、孝元皇后と改諡された。また、郭氏の弟の郭振明が一品都督同知に任じられた。天啓年間に「孝元昭懿哲恵荘仁合天弼聖貞皇后」と追諡され、郭振明は博平侯に進んだ。

子女 編集

伝記資料 編集

  • 『明神宗実録』
  • 『明光宗実録』