宇宙の日(うちゅうのひ)は、国際宇宙年であった1992年に日本の科学技術庁(現・文部科学省)と宇宙科学研究所(現・宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所)が制定した記念日。公募により、毛利衛が日本人として初めてスペースシャトルに搭乗して飛び立った9月12日に定められた。

「宇宙の日」と10月4日から10月10日までの「国際宇宙週間」の両方を含む1ヶ月間を「『宇宙の日』ふれあい月間」として、後述のふれあいフェスティバルや宇宙開発関連施設の一般公開などが行われる。

「宇宙の日」ふれあいフェスティバル 編集

年度 開催地 命名された小惑星
1993年
1994年
不明  
1995年 東京都港区
埼玉県大宮市(現さいたま市
1996年 不明
1997年
1998年
東京都目黒区
1999年
2000年
東京都江東区
2001年 大阪府吹田市 0(6562) たこやき
2002年 島根県松江市 (29431) しじみ
2003年 東京都江東区 (14500) きぼう
2004年 宮崎県宮崎市 (11933) ひむか
2005年 福岡県北九州市 (11494) ひびき
2006年 石川県金沢市 (15740) 百万石
2007年 北海道釧路市 0(8493) やちぼうず
2008年 徳島県阿南市 (12435) すだち
2009年 東京都三鷹市  

毎年9月中旬の週末に開催される小中学生とその親を対象としたイベント。1993年から2001年までは「宇宙ふれあい塾」という名称だった。宇宙に関する展示や日本人宇宙飛行士などによる講演、ペットボトルロケットの工作、作文・絵画コンテストの表彰式などが行われる。

また、2001年からは日本人が発見した小惑星のうち、まだ命名されていないものに名前を付けることも行われている。事前に公募した名前の中からいくつかの候補に絞り込み、当日会場に集まった子どもたちの拍手が一番大きかった名前が選ばれる(後日国際天文学連合小惑星センターに提案し、承認された時点で正式に命名されたことになる)。

関連項目 編集

外部リンク 編集