安芸の輝き(あきのかがやき)とは、カンキツ品種の一つ。広島県が育成した品種で、デコポンを名乗ることができる。広島県は瀬戸内海の温暖な気候に恵まれ、中晩柑類の栽培が盛んであり、シラヌヒも栽培されているが、降水量が少ないために減酸が遅れていた。そこで、珠心胚育種法を用いて、減酸が早い新品種として育成し、2009年03月に品種登録された。

特徴 編集

減酸が早く、1月下旬に、収穫ができる新品種である。1月中旬の糖度はシラヌヒに比べて平均 0.9°Brix低いが、クエン酸含量は 0.3~0.5%低い。果皮は橙色で、じょうのう膜の硬さは中程度で、種子はなく樹勢は強く、枝梢にトゲは多い[1]

脚注 編集

関連項目 編集

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