官報接待
官報接待(かんぽうせったい)とは、官僚が報道関係者に対して、税金を使って接待を行うことである。
概要 編集
記者クラブ制度の下で、官僚と記者は癒着している。官僚はアメとムチを使って、記者クラブをコントロールしている。その一例が官報接待である。
取材活動の一環として、会食を伴う記者懇談会が一般化しているが、取材対象である公的機関のトップ(大臣や首長など)や官僚が、記者クラブの記者と懇親会(忘年会・暑気払い・送別会など)を開く事が多い[1]。公的機関側が主催であるので費用は主催者側の経費で賄われる。結果として記者は税金で飲食し、時には餞別の名目で現金を受け取っていた。
沿革 編集
脚注 編集
- ^ 安居院文男 (2007年2月3日). “『あるある』渦中フジ社長、記者クラブ員と豪華宴会(上)”. PJ (ライブドア) 2008年11月21日閲覧。
- ^ 『新聞が面白くない理由』P51
参考文献 編集
- 村上玄一『記者クラブって何だ!?』同朋舎(原著2001年11月)。ISBN 9784810427271。
- 岩瀬達哉『新聞が面白くない理由』1998年 ISBN 978-4062088572