宝城院 (浦安市)

千葉県浦安市にある真言宗豊山派の寺院

宝城院(ほうじょういん)は、千葉県浦安市にある真言宗豊山派寺院

宝城院
所在地 千葉県浦安市堀江4-14-1
位置 北緯35度39分41.9秒 東経139度53分27.9秒 / 北緯35.661639度 東経139.891083度 / 35.661639; 139.891083座標: 北緯35度39分41.9秒 東経139度53分27.9秒 / 北緯35.661639度 東経139.891083度 / 35.661639; 139.891083
山号 清瀧山
院号 宝城院
宗派 真言宗豊山派
本尊 不動明王
創建年 建久7年(1196年
開山 願行
中興年 天正15年(1587年
中興 覚厳
札所等 行徳・浦安観音霊場三十三ヵ所第32番札所
文化財 宝城院庚申塔(千葉県指定有形文化財)、大般若(浦安市指定有形文化財)
法人番号 2040005004486 ウィキデータを編集
宝城院の位置(千葉県内)
宝城院
宝城院
宝城院 (千葉県)
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歴史 編集

1196年建久7年)、願行によって開山された。その後、1587年天正15年)に覚厳によって中興された[1]

隣の清瀧神社の旧別当寺であった。往時は境内とは別個に寺有地として2899(約289アール)の田圃があったが、農地改革で没収されてしまった[1]

かつては立派な建物の門があった。当院では元々閻魔大王像を安置していたが、津波で深川の法乗院に流れ着いてしまった。そしてそのまま法乗院で安置することになり、その代償として法乗院から贈られたものである。しかし1923年大正12年)の関東大震災で倒壊してしまった[1]

文化財 編集

  • 宝城院庚申塔(千葉県指定有形文化財 昭和59年5月15日指定)[2]
  • 大般若(経文、経箱)(浦安市指定有形文化財 昭和59年5月15日指定)[3]

交通アクセス 編集

脚注 編集

  1. ^ a b c 浦安町誌編纂委員会 編『浦安町誌 上』浦安町、1969年、66-67p
  2. ^ 宝城院庚申塔千葉県
  3. ^ 県・市指定文化財浦安市

参考文献 編集

  • 浦安町誌編纂委員会 編『浦安町誌 上』浦安町、1969年