宝鏡寺(ほうきょうじ)は、静岡県駿東郡小山町にある曹洞宗寺院

宝鏡寺
所在地 静岡県駿東郡小山町竹之下1462
位置 北緯35度19分47.8秒 東経138度58分57.6秒 / 北緯35.329944度 東経138.982667度 / 35.329944; 138.982667座標: 北緯35度19分47.8秒 東経138度58分57.6秒 / 北緯35.329944度 東経138.982667度 / 35.329944; 138.982667
山号 大雄山
宗派 曹洞宗
本尊 地蔵菩薩
創建年 天平19年(747年
開山 審祥
中興年 康永4年(1344年
中興 地元住民有志
法人番号 6080105001384 ウィキデータを編集
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歴史 編集

747年天平19年)、審祥によって開山された。審祥が聖徳太子作の地蔵菩薩像を安置する「地蔵院」が当寺の起源である[1][2]

1185年文治元年)、当地領主の竹之下孫八左衛門が「善光寺」を創建し、この太子作の地蔵を移した。1336年建武2年)の箱根・竹ノ下の戦いで善光寺が焼失したため、1344年康永4年)に地元住民が現在地に移転させ、「宝鏡寺」に改称、善光寺旧本尊だった地蔵を新寺の本尊とした[2]

文化財 編集

  • 木造地蔵菩薩坐像(静岡県指定有形文化財 昭和60年3月19日指定)[3]

交通アクセス 編集

脚注 編集

  1. ^ 宝鏡寺小山町観光協会
  2. ^ a b 静岡県日本史教育研究会 編『静岡県の歴史散歩(歴史散歩22)』山川出版社、2006年、88-89p
  3. ^ 木造地蔵菩薩坐像静岡県

参考文献 編集

  • 静岡県日本史教育研究会 編『静岡県の歴史散歩(歴史散歩22)』山川出版社、2006年