宮 徹(みや とおる、1960年7月11日 - )は日本中央競馬会 (JRA) 栗東トレーニングセンター所属の調教師

宮徹
2011年中山金杯表彰式
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 兵庫県
生年月日 (1960-07-11) 1960年7月11日(63歳)
騎手情報
所属団体 JRA
所属厩舎 栗東・田中四郎(1981.3 - 1986.12)→
栗東・吉田三郎(1986.12 - 1987.9)→
栗東・古川平(1987.10 - 1990.2)→
栗東・フリー(1990.2 - 1990.2)→
栗東・大久保光康(1990.3 - 1990.10)→
栗東・大久保正陽(1990.10 - 1991.1)→
栗東・上田三千夫(1991.1 - 1993.2)→
栗東・フリー(1993.3 - 1993.11)→
栗東・上田三千夫(1993.11 - 引退)
初免許年 1981年
免許区分 平地
騎手引退日 1996年2月28日
通算勝利 2285戦136勝
調教師情報
初免許年 1996年(1997年開業)
経歴
所属 栗東T.C.
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略歴 編集

父が競馬好きで、阪神競馬場に連れて行ってもらったのが競馬へのきっかけである[1]

1981年3月馬事公苑騎手長期課程を修了し栗東・田中四郎厩舎所属の騎手としてデビュー[2]

以降引退までの16年間、途中2度のフリー転向を含め古川平大久保正陽などの有力厩舎を渡り歩き、通算で136勝をマーク。またデビュー初年度の小倉3歳ステークスをはじめ1986年・1989年菊花賞など重賞競走にも10戦あまり騎乗しているが勝ち鞍を挙げるまでには至らず、1982年のスワンステークス2着が最高成績となっている。

1996年調教師免許の取得にともない同年2月をもって現役を引退、翌年栗東に厩舎を開業[2]。その初年度にアインブライド阪神3歳牝馬ステークスを制し騎手時代に成し得なかった重賞勝利をGIで遂げたほか、1999年から2000年にかけてはマイターン中央競馬地方競馬双方で活躍するなど、調教師転向後は多くの実績馬を輩出している。

騎手成績 編集

1着 2着 3着 騎乗数 勝率 連対率
平地 136 157 173 2285 .060 .128
日付 競走名 競馬場 馬名 頭数 人気 着順
初騎乗・初勝利 1981年3月1日 4歳未勝利 阪神 エプソムクイーン 6頭 2 1着
重賞初騎乗 1981年8月30日 小倉3歳S 小倉 バラシアグリーム 16頭 14 7着
GI初騎乗 1986年11月9日 菊花賞 京都 アラオスイセイ 21頭 18 19着

調教師成績 編集

日付 競馬場・開催 競走名 馬名 頭数 人気 着順
初出走 1997年3月2日 1回阪神4日9R ゆきやなぎ賞 メジロシェルティ 7頭 5 7着
初勝利 1997年7月26日 2回函館7日1R 3歳未勝利 シャインポイント 9頭 1 1着
重賞初出走 1997年5月3日 3回京都5日11R アンタレスS ホウエイコスモス 16頭 15 16着
GI初出走 1997年10月26日 4回東京8日10R 天皇賞(秋) ホウエイコスモス 16頭 13 14着
GI初勝利 1997年11月30日 5回阪神2日11R 阪神3歳牝馬S アインブライド 16頭 7 1着

おもな管理馬 編集

※括弧内は当該馬の優勝重賞競走、太字はGI級競走。また競走名は出走当時のもの。

おもな厩舎スタッフ 編集

太字は門下生。

脚注 編集

出典 編集

  1. ^ 『優駿』2014年5月号、73頁。 
  2. ^ a b ブレイク中の父と親子制覇のかかるコパノリチャード”. 競馬ラボ. 2022年2月5日閲覧。


関連項目 編集