富士通パソコンシステムズ

かつて存在した富士通株式会社関連のソフトウェア開発会社

富士通パソコンシステムズ(ふじつうパソコンシステムズ)は、かつて存在した富士通株式会社関連のソフトウェア開発会社。略称はFPS。本社所在地は神奈川県川崎市。2004年4月1日付けで株式会社富士通プライムソフトテクノロジに吸収合併され解散した。

株式会社 富士通パソコンシステムズ
FUJITSU PERSONAL COMPUTER SYSTEMS LIMITED
種類 株式会社
略称 FPS
本社所在地 日本の旗 日本
215-8502
神奈川県川崎市麻生区万福寺 1-2-3(アーシスビル)
本店所在地 206-0801
東京都稲城市大字大丸1405番地
設立 1985年11月1日
業種 サービス業
事業内容 パソコンハードウェアの開発(2001年4月まで)
パソコンソフトウェアの開発
Webサイト構築・運営(2001年4月以降)
代表者 代表取締役社長 田中 健彦(2004年3月)
資本金 1億円
売上高 16億200万円(2002年度実績)
従業員数 153名(2003年7月1日現在)
主要株主 富士通株式会社 100%
関係する人物 石切山英詔
外部リンク http://www.fps.fujitsu.com/ (解散時のURL)
特記事項:2004年4月1日株式会社富士通プライムソフトテクノロジに吸収合併され解散。
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なお、吸収合併した株式会社富士通プライムソフトテクノロジも2005年7月1日富士通株式会社に簡易合併され、サポート業務を富士通ソフトウェアテクノロジーズに引き継ぎ解散した。

富士通パソコンシステムズでは、FM TOWNSのOS「TownsOS」の開発や周辺ソフト、一般向けとして教育用ソフト、パソコン用ゲームソフト、コンシューマーゲームソフトを販売していた。

発売ソフトウェア 編集

主にテレビのクイズ番組のゲームやパズルゲームを多数発売していた。

晩年は、「100万円クイズハンター」、「アタック25」等をプレイステーションにも展開し、プレイステーション版を中心に発売した。

また、ゲーム以外にもタッチおじさんロボットや“ハローキティ”型のマスコットロボットといった遊びグッズも発売した。

主なソフトウェア一覧 編集

主な発売ソフトウェアは以下の通り。

マスコットロボット 編集

電源は単3乾電池2本。パソコンとはRS-232Cで接続。対応OSはWindows 95/98
本体サイズ幅100mm×奥行き90mm×高さ120mm 重量 約270g。電源は単3乾電池2本。パソコンとはUSBまたはRS-232Cで接続。電子メールの着信を知らせたり、登録したアプリケーションを本体頭部にあるボタンで起動したりできる。

会社沿革 編集

  • 1985年11月、パーソナルコンピュータのソフト、ハードの開発会社として富士通株式会社南多摩工場内に設立。
  • 1986年12月、川崎市多摩区登戸に本社移転。
  • 1991年3月、神奈川県川崎市麻生区に本社移転。
  • 2001年4月、ハード部門を富士通株式会社に移籍。
  • 2004年4月1日、株式会社富士通プライムソフトテクノロジに吸収合併され解散。

関連人物 編集

外部リンク 編集