寛政の三奇人

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寛政の三奇人(かんせいのさんきじん)は、江戸時代寛政期に活躍した、傑出した人物3人のこと。「奇」は「優れた」という意味であり、「奇妙な人物」という意味ではない。

三奇人 編集

氏名 出生年 死亡年 主な業績
はやし/林子平[1]
経世論家)
  1738年 1793年 ロシアの脅威を説き、『三国通覧図説』『海国兵談』などの著作を著す
たかやま/高山彦九郎[1]
尊皇思想家)
  1747年 1793年 多年にわたる日記を残しており、吉田松陰はじめ、幕末の志士と呼ばれる人々に多くの影響を与える
かもう/蒲生君平[1]
儒学者尊王論者、海防論者)
  1768年 1813年 海防調査と天皇陵調査の旅を行い、『山陵志』などの著作を著す

出典 編集

参考文献 編集

  • 朝日新聞社知恵蔵編集部『ことばの知恵蔵 とっさの日本語便利帳』朝日新聞社、2003年12月30日。ISBN 4-02-222052-X 

関連項目 編集