小倉悠吾(おぐら ゆうご、1982年2月19日 - )は、日本シンガーソングライター京都府京都市出身。2017年までは小倉ユウゴ名義で活動。

小倉悠吾
出生名 小倉悠吾
生誕 (1982-02-19) 1982年2月19日(42歳)
出身地 京都府京都市
ジャンル J-POP
ロック
職業 シンガーソングライター
担当楽器 ボーカル
ギター
活動期間 2008年 -
レーベル エーライツ(2008年)
シンコーミュージックテイチクミュージック(2010年-2011年)
MUSIC OFFICE CLOUD RECORDS(2015年 - )
公式サイト 公式ウェブサイト

来歴

編集

小学4年生のとき、CHAGE and ASKAに憧れてボーカリストを志し、中学1年生から作曲のために始めたギターにのめり込む。MR. BIGイングヴェイ・マルムスティーンリッチー・コッツェン等をコピーし、中学3年生になると、曲作りや宅録にも熱中する[1]

高校3年生(1999年)の夏、アメリカのバークレー音楽学院・ギター科短期講習を受講するも、ロックは学校で学ぶ物ではないと考え、日本の大学へ進学。大学では、高校の同級生ら3人とバンド『THE OPENING CLOUD』を結成し、ボーカルとギターを担当。オアシスレディオヘッドコールドプレイTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT等のコピーバンドとして活動する。

2006年、京都会館で開催されたバンドコンテスト『Live Kids』にて優勝を果たす。さらに、YAMAHA主催のコンテストTeens Music Festivalオーバー20部門で西日本大会に進出する(500組中3組)。京都三条京阪前でストリートライブを続け、この年販売した自主制作CD「得たら捨て」は手売りで1,500枚以上を記録する。

2008年にエーライツからTHE OPENING CLOUDの1stアルバム『A Scene Will Be Never Seen』を発売し、インディーズデビューを果たす。収録曲「得たら捨て」は、FM京都αステーションスペースシャワーTVでパワープレイ曲となる。

その後、THE OPENING CLOUDは、メンバーチェンジを経て2010年にシンコーミュージックテイチクミュージック共同制作のミニアルバム『TRICHROME』でメジャーデビューを果たす[2]

2011年、FM京都αステーション『BAND LOVERS』(毎週水曜夜9時)DJを担当。7月にシンコーミュージックテイチクミュージック共同制作アルバム『equal』を発売する。タイトル曲「equal」は、FM京都ααステーションでベビーローテション曲となる。

2013年にTHE OPENING CLOUD解散後は、2014年から弾き語りの活動を本格化し、実質的なソロ活動を開始。2014年のフォークコンサート『京の旅人』オーディションでグランプリを受賞する。

2015年5月にはソロ2枚目となるアルバム『この日々よ』を発売[3]。タイトル曲「この日々よ」が第一交通産業グループのテレビCMソングに起用され、CM出演も果たす[4]

2016年1月にはKYOTO UTA FESSを主催する[5]。5月には楽曲「道標」が第一交通産業グループのテレビCMソングに起用される。

2017年8月、ASKAがYouTube上で開催した『君が、作詞作曲してみな!「ASKAのFellowsを、私が作ってみた」』企画で制作した「ハイウェイ」が約400曲中2位の視聴数を獲得した[6]

2018年6月にはオリジナルアルバム『ハイウェイ』を発売。それに先駆けて5月にロームシアター京都(旧京都会館)ノースホールにて、『小倉悠吾 5th Anniversary Concert"ハイウェイ"』を開催し、立ち見が出る盛況となった。

人物

編集
  • 影響を受けたアーティストは、CHAGE and ASKAレディオヘッドオアシスレディー・ガガスティングザ・ビートルズ[7]
  • 小学生の頃からCHAGE and ASKAのファンで、ASKAの『君が、作詞作曲してみな!』企画への参加をきっかけに、ASKAとの対面が実現した。
  • 弾き語りからバンド編成まで幅広いスタイルで楽曲を発表し、精力的に全国各地でライブ活動を行っている。
  • 「日常を音楽に」というテーマで楽曲を制作しており、教科書に載るような、永く歌い継がれていく作品を目指している。
  • 音楽の普及にも尽力しており、京都RAG音楽義塾で講師を務め、地元京都で2016年から歌フェスを主催している。

ディスコグラフィー

編集

アルバム

編集

オリジナルアルバム(ソロ)

編集
発売日 タイトル
1st 2015/5/1 この日々よ
2nd 2016/10/5 道標
3rd 2018/6/20 ハイウェイ
4th 2019/7/10 全てが崩れ去った後に

オリジナルアルバム(THE OPENING CLOUD)

編集
発売日 タイトル
1st 2008/2/6 A Scene Will Be Never Seen
2nd 2010/11/3 TRICHROME
3rd 2011/7/6 equal

タイアップ

編集
楽曲 タイアップ
この日々よ 第一交通産業グループTVCMソング
道標 第一交通産業グループTVCMソング

ラジオパーソナリティ

編集

その他

編集
  • TED×AGU(青山学院大学)プレゼンター(2015年)
  • KYOTO UTA FESS主催(2016年 - )
  • 京都RAG音楽義塾で講師[8]

出典

編集
  1. ^ 小倉ユウゴ Profile”. 小倉ユウゴ Official Website. 2017年12月27日閲覧。
  2. ^ スタジオラグ スペシャルインタビュー The Opening Cloud”. スタジオラグ (2010年11月3日). 2017年12月27日閲覧。
  3. ^ スタジオラグ スペシャルインタビュー 小倉ユウゴ”. スタジオラグ (2015年5月1日). 2017年12月27日閲覧。
  4. ^ 第4回夢をのせて!にっぽん縦断 京都CM 小倉ユウゴ『この日々よ』”. 第一交通産業 (2015年8月16日). 2017年12月27日閲覧。
  5. ^ 京都の唄文化を広めたい!京都梅小路で第二回音楽フェスを開催!”. Ready for. 2017年12月27日閲覧。
  6. ^ ASKA、YouTubeで呼びかけ「君が、作詞作曲してみな!」”. 音楽ナタリー (2017年8月3日). 2017年10月20日閲覧。
  7. ^ 小倉ユウゴ Profile”. 小倉ユウゴ Official Website. 2017年12月27日閲覧。
  8. ^ 京都RAG音楽義塾 講師紹介”. RAG音楽義塾. 2017年12月27日閲覧。

外部リンク

編集
公式ウェブサイト
Blog・Twitter・Instagram・YouTube