小林儀衛(こばやしよしえ、1876年 - 1919年)は新聞人。南予時事新聞創刊者。

愛媛県北宇和郡宇和島元結掛に生まれる。大和田建樹に師事。 1902年明治35年)3月5日、自宅で個人経営の「南予時事」を発行。タブロイド判8頁の小型新聞であったが、平易な文章の紙面は注目され、1910年(明治43年)には資本金5000円の株式会社に改組。社屋も丸之内に新築。自家印刷ができるまでに発展、常務取締役兼編集長主筆として活躍したが、1914年大正3年)、財政上の失脚から出資者が変わり、翌1915年(大正4年)1月勇退。その後松山に転居した。地域ジャーナリストの草分け。

主な著書 編集

  • 『南予案内』
  • 『輪走唱歌』