少年陰陽師』(しょうねんおんみょうじ)は、結城光流による日本小説。イラスト担当はあさぎ桜、伊東七つ生[注 1]角川ビーンズ文庫角川書店KADOKAWA)より2001年12月から刊行されている。2023年5月時点でシリーズ累計部数は600万部を記録している[3]

少年陰陽師
ジャンル 和風ファンタジー[1]ミステリ[2]
小説
著者 結城光流
イラスト あさぎ桜
伊東七つ生
出版社 角川書店KADOKAWA
その他の出版社
中華民国の旗皇冠出版
タイ王国の旗ブリス出版
レーベル 角川ビーンズ文庫
刊行期間 2001年12月26日 -
巻数 既刊56巻(本編46巻+短編7巻+外伝1巻+現代編2巻)
(2019年10月現在)
ドラマCD
発売元 フロンティアワークス
マリン・エンタテインメント
販売元 フロンティアワークス
販売協力:
ジェネオンエンタテインメント
発表期間 2004年 -
枚数 現在11枚
アニメ
原作 結城光流
監督 森邦宏
シリーズ構成 浅川美也
キャラクターデザイン 田頭しのぶ、あさぎ桜(原案)
アニメーション制作 スタジオディーン
製作 少年陰陽師製作委員会
放送局 日本の旗放送局参照
中華民国の旗ANIMAX
放送期間 2006年10月3日 - 2007年3月27日
話数 全26話
その他 窮奇・風音編
テンプレート - ノート
プロジェクト ライトノベルアニメ
ポータル 文学アニメ

2004年にドラマCD化されたのを皮切りに、様々なメディアミックス展開がなされている。詳細は後述の項を参照。また、2006年10月から2007年3月までテレビアニメが放送されていた[4]

ほぼ毎刊あとがきに登場人物の人気投票を載せている。

あらすじ

時は平安。安倍昌浩は、稀代の大陰陽師安倍晴明(じい様)の末の孫で、陰陽師。といってもまだまだ半人前。よき(?)相棒の物の怪(愛称もっくん)と、じい様におちょくられながら、修行に励む日々。ある時は、異邦の大妖怪を倒し、またある時は、黄泉の屍鬼の大群から都を救う。そんな中、またもや昌浩の周りで奇怪なことが起こる。

登場人物

用語

十二神将関連

十二神将の理(じゅうにしんしょうのことわり)
十二神将達に課せられた、人を傷つけたり殺したりしてはならない、という理。心の自由を奪われ操られていても、死体に憑依し生きているかのように動かしていたモノであっても、人間を傷つければ理を犯したことになるという。十二神将達は神の末席に連なる者たちでありながら、人の想いの具現として人に似た姿をとるようになった。彼らはその、「神でありながら、人の子でもある」という特別な立場ゆえに他の神々にはない枷を与えられた。
ただし、騰蛇は敏次を蹴りつけたり(そのときの姿はもっくん)朱雀は昌浩に平手打ちしたりしている描写が見られ、「人を傷つけてはならない」という境界は、少々曖昧である。
闘将(とうしょう)
十二神将の中でも桁違いの通力と生命力を有する神将のこと。騰蛇、勾陣、青龍、六合が該当し、「四闘将」とも言う。激情に駆られると瞳の色が変化する、瀕死の状態に陥った場合に自らの通力を開放して死を回避しようとする、などの特徴がある。彼ら四闘将にだけ、晴明から二つ名を与えられている。
凶将(きょうしょう)
紅蓮と勾陣が該当する。他の神将に比べて苛烈な神気のために、本能をむき出しにする赤子は凶将の気配を察知すると火がついたように泣く。特に騰蛇はそれが顕著である。
十二神将の死(じゅうにしんしょうのし)
十二神将は不死ではなく、人と同様に傷付き場合によっては死に至る事がある。命を落とした神将はすぐに異界で甦るが、それまでに培った記憶も何もかも全て失い、その姿・性情も異なった形で再生される。それは人の想いが刻一刻と変化し、その想いが具現化したものが神将であるが故である。十二神将の中で唯一、天一のみが過去に落命した経験を持つ。
血濡れの咎(ちぬれのとが)
神将の理(上述)を犯す罪のこと。この咎を負っているのは、騰蛇と六合。この咎を負った神将は「血濡れの神将」と呼ばれる。
二つ名(ふたつな)
若き日の晴明が、晴明自身の願いを込めて四闘将に与えた名前。騰蛇、勾陣、青龍、六合がそれぞれ紅蓮、慧斗、宵藍、彩煇という二つ名をもつ。こめられた願いはそれぞれで、その身に宿る強大な通力に振り回されることなくおだやかであれ、という共通の願いがある。ただし、勾陣と六合の二つ名は、彼らの心の奥底に潜む烈しさを戒める呪であるため、晴明が勾陣と六合を二つ名で呼ぶことは稀である。勾陣曰く「真綿の呪縛」。
移し身(うつしみ)
天一のみが持つ能力。相手の傷や呪詛を自分の身に移し替え浄化する能力。ただし、傷が深すぎたり、呪詛があまりにも強力だったりする場合、肩代わりした天一自身が死ぬこともある。
水鏡(みずかがみ)
水将である玄武と天后がもつ能力。空中に水の波動によって水鏡を創生し、声と映像をやりとりすることができる(ただし、通信ができるのは二人同時に水鏡を使った場合のみ)。また、二人が昔見た風景や対象物の位置を把握している場合、その場所を映し出すこともできる。
風読み(かざよみ)
風将である太陰と白虎がもつ能力。風将同士で風にこめられた意思を読み取ったり、風が伝えてくる周辺の音とその発信源を把握することができる。白虎はよくこの能力を使っているが、太陰は苦手とするためかあまり使用しない。風将以外でも風に乗せてきた意思を、多少理解できることがある。
風流(ふうりゅう)
風将である太陰と白虎がもつ能力。竜巻によって長距離を移動することができる。速度は太陰が、安全性は白虎が優れている。
霊布(れいふ)
六合が甲冑の上に身につけている霊布。それ自体が力を持っており、傷の痛みを和らげたり、術や妖気などを跳ね返すこともできる。六合から離れても、徒人に見えるようにすることも可能で、昌浩が正体がばれないようにかぶり、敏次を助けにいったこともある。
封印の金冠
紅蓮に施された晴明の封印。50年前の事件をきっかけにその強大な通力の大部分を封じるために、紅蓮が晴明に願ったもの。精神的な衝撃を受けたり激昂したりして、紅蓮の通力が封印の抑制力を超えると、金冠にひびが入ったり砕けたりすることがある。
危機に陥ってもはずすことはないが、必要だと判断した場合は晴明の許可、または自分の意思ではずすことができる。

武器

緋炎の槍(ひえんのやり)
紅蓮が炎蛇を召喚できないほどに弱っている時に用いる武器。天空が造った他の神将が持つ武器と違い、紅蓮の炎が槍の形をとったもの。自身の神気から生み出される為、形が変わることがあり、場合によっては槍ではなく剣にもなる。
アニメでは原作の挿絵と若干異なり、紅蓮の神気が槍を形作っていることに違いはないが、普通の槍のように実体化する。
筆架叉(ひつかさ)
勾陣が扱う武器。右手も利き手である左手同様に使いこなすため、天空から二振りの筆架叉を与えられた。戦闘時には普段の二倍の長さまで伸ばすことができ、彼女の通力を受けて青白く発光する。
大鎌(おおがま)
青龍が扱う武器。紅蓮が三度目の神将の理を犯した際、紅蓮を殺すため天空に願い出て与えられたもの。刃渡り三尺もある三日月型の刃を持つ。アニメでは紅蓮が三度理を犯す前から自身の武器として使用。
銀槍
六合が扱う武器。普段は銀の腕輪として左腕につけているが、戦闘時に両端に刃のある銀槍へと変化する。アニメでは右腕につけた腕輪が光り、腕輪はそのままだが光が銀槍に変化した。
大剣
朱雀が操る武器。朱雀の身の丈程もある大剣で、十二神将で唯一神殺しの力を持つため、それ自体に浄化の力が宿っている。昌浩が紅蓮を討つため神将殺しの焔の依り代となったこともある。
九流の神剣
当初は真鉄が使っていた武器で、その切れ味は道反の守護妖に一撃で致命傷を与えられるほど。九流の紋章が刻まれている。真鉄が風音の宿体から離れた時に手放したため、風音が武器として使い、後に比古の元に返される。この剣に帯びる力は神聖なもので、風音はこの力を感じ取り、真鉄たちが祀る荒魂は大妖なのかと疑問を感じた。

力及び能力、術

見鬼(けんき)
妖などの人ならざるものを見ることができる力。見鬼の才とも言われる。見鬼の力の強い者であれば「見る」だけではなく、霊などの声をとらえることも出来る。当代一の見鬼と言われる彰子は、体の奥底に取り付いた霊魂を見破ったり、完全に隠形した神将を感じる事も可能である。
離魂術(りこんじゅつ)
体と魂魄を切り離す術で、晴明にしか扱うことができない。若かりし頃の姿をとり絶大な霊力をふるうことが可能だが、受けた傷が魂に直接影響を与えるため実体の時よりも脆い。陰陽道だけではなく、天狐の血筋ゆえに使える術で、行使する頻度が高いと寿命を大きく削られるうえに、生命力が著しく弱っている場合には魂の核である魂(こん)と、見てくれの体をつくっている魄(はく)が分かれることもある。
即席歩術
昌浩が一時凌ぎや結界の補強ために織り成す簡単な結界術。建物などの周りを歩いて一周して織り成すものだが、強力でもなく長く続くものでもないので力の強い妖などには易々と突破されてしまう。
式文(しきぶみ)
鳥や蝶など動物の形をとらせて放ち、相手に届くと手紙にもどる陰陽師たちが用いる文。本来の意味はただそれだけであるが、本作中では晴明が昌浩をからかうために送る。晴明が昌浩に「狸」とか「くそじじい」と呼ばれる所以のひとつ。
縛魂(ばくこん)
五感を封じ込め、人を意のままに操ることの出来る術。強い力の持ち主であれば神の眷属であっても操ることが可能である。晴明に及ばなかった榎岦斎も、この術だけは得意であったという。
軻遇突智の焔(かぐつちのほのお)
昌浩が屍鬼に憑依された騰蛇を討つため、高龗神より借りた神殺しの力。この焔に焼かれれば、神の魂といえども消滅する。かつて高龗神が高天原から地上に降りる際に、父なる神から水の力でもって制するように言い渡された焔で、軻遇突智とはその昔他の神を殺した神の名前。
実際の日本神話では、軻遇突智が殺した神は軻遇突智の母イザナミである。その後、父であるイザナキに斬り殺されるが、軻遇突智は3人の雷神となって再生する。そのうちの一人が高龗神である。
蛇血の反魂術(じゃけつのはんごんじゅつ)
風音が穂積諸尚の怨霊を召還するために用いた術。死者の眠る墓に蛇の血を注ぎ、禍歌によってよみがえらせる。ただし、術が中途半端であると他の死者たちもよみがえらせてしまうことがある。防人の魂もその一例。
瘴穴(しょうけつ)
黄泉の風が吹き荒れる穴で、黄泉に近い異空間とつながっている。妖たちがこの黄泉の風に侵されると、たとえ元は無害な雑鬼たちでも非常に危険な黄泉の化け物へと変質する。一つ穿つだけでも膨大な霊力を消費する。
巫蠱(ふこ)
大陸に起源を持つ術で、化け物を食らってその力を取り込む。巫蠱の中でも最もおぞましい術を「起屍鬼の法」と言い、自らの体内の中で複数の死霊や化け物を共食いさせてより強い化け物とする。
怪僧丞按が藤原氏への復讐のために用いた術で、食らった化け物は羅刹。起屍鬼の材料は惨殺された一族の死霊。

神具・呪具・法具

彰子の匂袋
伽羅を用いて彰子自ら調合した香の匂袋で、昌浩と彰子が会って間もない頃に昌浩が彼女を異邦の妖異から救ったお礼として、彰子が贈ったのが最初。
昌浩と彰子双方の心の支えであり、退魔の香として実際に異邦の妖異を退けたこともある。
降魔の剣(ごうまのつるぎ)
その昔、晴明が鍛えた剣で、帝の勅許によって鍛えた剣の兄弟分でもある。刃に徒人には見えない神呪が刻まれており、剣そのものが退魔の力を持つ。窮奇退治の折に、晴明の命で青龍が昌浩に届けるが、窮奇を倒し異界から脱出する際に紛失してしまう。その後番外編にて嶺奇を退治する際、一時的であるが晴明の霊力と天空の力によってもとのものとあまり変わらないかたちで具現化された。
怨呪の玉(おんじゅのぎょく)
標的を確実に呪殺できるといわれる勾玉。陰陽寮に保管されていたが、敏次に憑依した怨霊によって持ち出される。使用者の生命力を著しく奪い、さらに呪詛に失敗した場合は発動時に召喚した大量の恨鬼に使用者自身が殺されるという恐ろしい代物。昌浩が呪詛を破ったため、力を失って砕け散る。
蠱毒の太刀(こどくのたち)
風音が智鋪の宗主に操られていた頃に用いていた武器。ただの刀ではなく、神霊にも通用するよう蠱毒と密呪を埋め込んだ太刀で、神将ですらかすったたけでも激痛に苛まれた。
神将殺しの焔の刃(しんしょうごろしのほのおのやいば)
昌浩が屍鬼に憑依された騰蛇を討つために用いた剣。朱雀の太刀に軻遇突智の焔が宿ったもの。役目を終えた後、焔は高龗神の元に、剣本体は朱雀の元に戻る。
道反の丸玉(ちがえしのがんぎょく)
道反にある傷を癒す湖の底において道反大神の力をうけた出雲石で、欠けた力や霊力を補うことができる。失われた昌浩の見鬼を取り戻すために、晴明が道反の巫女に申し出た。
天珠(てんしゅ)
天孤の心臓であり、命と力の源。妖異によるいかなる呪詛も浄化し、逆に妖力を増幅させる事も出来る。その為天珠を狙った九尾によって、ほとんどすべての天珠が奪われるが、最後に残った晶霞と凌濤の天珠は、晴明の延命と章子の呪詛の浄化に使われる。
また、晶霞のように、必ずしも体内にある必要はなく身に付けているだけで役目を果たす。
巫女の勾玉
道反の巫女が耳につけていた真紅の勾玉。風音が智鋪の宗主に操られていた頃に母の形見として持っていた。彼女が亡くなった後は巫女から六合に風音の形見として預けられており、風音本人の望みによって勾玉に彼女の魂が込められていた。
八岐大蛇の呪物(やまたのおろちのじゅぶつ)
神代においてスサノオノミコトが大蛇を退治した時、最後に切り落とされた頭の額の鱗。大蛇の怨念が強すぎたため捨てることもできず、道反の聖域で時間をかけて浄化させるはずだったが、大蛇を崇める九流の一族によって聖域から持ち出され、大蛇の復活に利用される。
御統(みすまる)
土の性に弱い大蛇を倒すため、晴明が作り上げた首飾り。土の性をもつ道反の大神より授かった勾玉を、土将である天一の髪でつなぎ、さらに同じく土将の勾陣の力で土の力を活性化させたもの。道反大神の力を宿した御統は、力を与えてくれると同時に、身に付けたものの霊力を根こそぎ奪っていくため、これを使った紅蓮が戦闘後にはとても疲弊していた。

妖怪

天狐(てんこ、あまきつね)
神に通じると言われる程の通力を有する妖の一族で、一般的には善狐。同族意識が強く、仲間が危機に陥った場合には、どこにいてもその声が必ず眷属の元へ届く。天狐の天珠を狙った九尾と凌濤の裏切りによって全滅するが、一族最強と謳われた晶霞だけが生き残る。その後、凌濤は晶霞に倒され、晶霞も晴明に自らの天珠を与える。晴明は天狐・晶霞の血をひいており、この血は唯一昌浩に受け継がれた。この為、二人は常人に比べ非常に高い霊力を誇るが、本来人の器に入りきる力ではないため、天狐の血が暴れだせばその血が人の魂を蝕んで、人の生が断ち切れる。
八岐大蛇(やまたのおろち)
神代にスサノオノミコトによって倒された大妖。八つの頭と自在に動く八つの尾を持ち、その体は鳥髪峰を覆うほど巨大。水の性を持つ蛇神で、嵐を起こし、大蛇が降らせる雨は自身の毒血。荒魂や珂神比古と呼ばれることもある。九番目の頭は、九流の一族の王である祭祀王の体に入り込み、人間の形をとって九流の一族を従える。真鉄たちによって持ち出された額の鱗と風音の血によって復活し、完全に復活するための生贄として彰子を望むものの昌浩によって阻まれる。
妖狼(ようろう)
八岐大蛇を崇める九流の一族に仕える妖。見た目は大きめので人語を話す事が出来る。毛並みの色々はそれぞれ。昔は相当数いたが衰退の一途をたどり、現在ではたゆらしかいない。

地名

貴船(きふね)
都の北、日本でも五指にはいる龍神高龗神を祭る貴船神社。一度、異邦の妖異に占拠され宮司ともども皆殺しにされたこともある。貴船の周りには、高龗神の力による強靭な結界が張られており、智鋪の宗主と窮奇を除いては一度も破られたことはない。本宮の近くには船の形をした船形岩があり、高龗神が人身を取る際によく座っている。
道反(ちがえし)
出雲にある聖域で、人界と黄泉の国を分かつ千引(ちびき)の岩がある場所。この岩には道反大神が宿り、黄泉の軍勢を防いでいる。聖域には他にも八岐大蛇(ヤマタノオロチ)の呪物が封印されている。
人界と聖域を分ける岩は道反の巫女の、聖域と黄泉を分ける岩は道反大神の力によって守られている。また、聖域と人界では時間の流れ方が若干異なり、聖域の方が遅いようである。
巨椋池(おぐらいけ)
都の南にある大きな池。本編では、窮奇が造り出した異空間の入り口や晴明と天狐凌壽の戦闘場所になったこともある。
菅生(すごう)
神祓衆の住む地。播磨国にあり、さらに隠れ里がある。

都関連

陰陽寮(おんみょうりょう)
都の陰陽師達の仕事、および修行・勉学の場。陰陽頭(かみ)、助(すけ)などを頂点として、妖調伏や快癒祈願を主とする陰陽、星読みを主とする天文、作暦を主とする暦にわかれている。それぞれの部署の責任者は博士と呼ばれ、陰陽博士には昌浩の伯父・吉平、天文博士には父・吉昌、暦博士には兄・成親がついている。さらにその下には、陰陽生、天文生、歴生がいる。昌浩の役職である直丁は一番下位にあたる。
晴明の役職、蔵人所陰陽師は陰陽寮とは直接の関わりはない。
清涼殿(せいりょうでん)
内裏の中でも、帝の私生活の場。窮奇の一件で、窮奇配下の妖異に追い詰められた妖が仲間への警告として放った鬼火によって焼失。藤原行成が総責任者となって、再建が進められる。
東三条殿(ひがしさんじょうでん)
藤原道長の本邸にして、彰子の生家。彰子が東三条殿にいた頃は、彰子のいた東北対屋を中心に晴明が何重にも織り成した結界に守られていた。また、西対屋には彰子の弟である鶴が住んでいる。
土御門殿(つちみかどでん)
藤原道長の別邸で、中宮章子が病の療養などの際にここを使っている。東三条殿に比べて結界が非常に弱く、章子が土御門殿にいた時は天狐凌壽や怪僧の侵入を何度か許している。
七条の邸
正月の来客を避けるため彰子が一時的に移動した空き家で、笛竹の君と琴宮の姫の因縁が眠る邸。元は皇族の姫が所有していた邸であるが、姫が亡くなって後三十年近く人は住んでおらず雑鬼達の隠れ家となっていた。そのため人の住めるような状態ではなかったが、彰子の移動に際して昌浩達が手入れした今はかなり快適な邸となっている。
一条戻り橋
車之輔が待機している場所。式に下したものの安倍邸に入ることのできない車之輔について悩んだ昌浩に物の怪が薦めたため、車之輔は夜の散歩に出ない時や寝ている時はここにいる。
かつて人外のものをとにかく恐れた若菜のために、晴明が式を留めておいた場所でもある。

その他

五十余年前の事件
結果的に紅蓮(騰蛇)が「神将は人を傷つけてはいけない」という理を二度も犯してしまう事になった事件のこと。
55年前、智鋪の宮司が黄泉の封印を破ろうと企んだ。その野望を阻むため、道反の守護妖に助力を請われた晴明は道反に赴いた。ところが、宮司は晴明に同行した晴明の友人・榎岦斎が道反の巫女に心を奪われたのを利用して操り、一度は封印を破りかけるが道反の巫女の捨て身の術によって封印は守られた。岦斎は智鋪の宮司の力を借りて晴明たちを攻撃し、縛魂の術で紅蓮を操り晴明に瀕死の重傷を負わせる。
最悪の間合いで術が解けた紅蓮は晴明の怪我に逆上して岦斎を手にかけてしまう。二度も理を犯したことにより、紅蓮はその後、同胞からも忌み嫌われ、孤独の時を過ごすことになる。また、この時の晴明の怪我を移し身の術を使って肩代わりした天一が生死の境をさ迷ったため、朱雀が移し身の術を嫌がる原因にもなった。
一日一潰れ
大量の雑鬼が、夜警に出てきた昌浩を「孫!」といって一日一回は潰すためにこう呼ばれる。何度も潰されているにもかかわらず昌浩が避けきれたことはない。紅蓮の再生の代償に昌浩が見鬼の才を失った折、「見えない奴を潰すのは仁義に反する」という理由で一度だけ物の怪を昌浩の身代わりに潰したことがある。
颯峰編で昌浩が完全に避けたことから、もう孫は潰さないとし、以降潰していない(潰す機会もない)。
山海経(せんがいきょう)
中国の地理書であり、各地の動植物や怪談、妖異について書かれた実在の書。若き日の晴明が特別の許可をもらって写したものを、現在は昌浩がほとんど私物化している。
右手の引き攣れた傷
彰子が異邦の妖異に連れ去られた際に右手につけられた呪詛のこと。彰子が窮奇の声に応えたときに発動する呪詛であり、窮奇が倒された後も常に陰陽師が側にいなくてはならず、そのため彰子は安倍邸に引き取られることになった。
生涯消えぬ傷ではあるが見鬼にしか見えない。神族には周りにうっすらとまとわりついた影が見える。
上段回し蹴り、延髄切り、延髄切り風味竜巻落とし、雷の舞、あぎと蹴り、脳天直下唐竹割り
紅蓮が変化した姿である物の怪が、対敏次用に編み出した必殺技の数々。どれをとっても一撃で「夢の国」へと旅立つことができるほどの威力らしい。(CD『晴明の孫とその相棒よくある風景』より)
九流
八岐大蛇を崇める一族で、「九流」の名前は出雲の九本の川、すなわち大蛇の八つの頭と珂神比古にやどる九番目の頭を合わせた九本の頭を意味する。一族で力の強い者に珂神比古の名前を与えて祭祀王とし、大蛇の九番目の頭を宿らせる。珂神比古の魂は大蛇の魂が宿った時点で消滅する。かつては、八岐大蛇の力を操ることのできるものが多くいたが、八岐大蛇を退治され周辺との交流を絶ってから次第にその数を減らしていき、現在は比古と真鉄しかいない。
夢殿
夢の中にあるという「もう一つの世界」である。神や死せる者が住むと陰陽道に伝えられ、玉依編で昌浩の心の傷を癒すために彼の夢の中に現われた岦斎は、この「夢殿」と呼ばれる「幽り世(かくりよ)」にいる。
神祓衆(かんばらしゅう)
播磨陰陽師の一族。正確にはいろいろな一族の総称。その中でも小野氏は大きい。ちなみにこの小野氏の先祖は冥府の官吏をやっていた男の傍系。安倍氏も元々はここの出身。
天孤の血を一族に入れようと考え、晴明の父益材が天孤の晶霞と結婚する引き換えに生まれた子を神祓衆の子と結婚させるよう、益材と約定を交わした。その約定は尸櫻編においても有効らしい。
現影(みかげ)
神祓衆の長の家に生まれた者の守り手。一人に付きひとり。螢は夕霧、時守は氷知。
全員が白い髪に赤い瞳をしている。長の家に子供が生まれる数年前に生まれる。
主に向けられた呪詛を代わりに受ける。ただしあまりに強い呪詛を受けると耐えきれずに死んでしまう。現影を失うと主に直接呪詛が向かうようになり、主のほうも弱ってしまう(螢と時守の父がそのために亡くなった)。

既刊一覧

原作・本編

  • 結城光流(著) / あさぎ桜[注 2](イラスト) / 伊東七つ生[注 3](イラスト)、角川書店→KADOKAWA〈角川ビーンズ文庫〉、既刊46巻(2019年10月1日現在)
    窮奇編(全3巻)
    1. 『少年陰陽師 異邦の影を探しだせ』2002年1月1日初版発行(2001年12月26日発売[5])、ISBN 4-04-441603-6
    2. 『少年陰陽師 闇の呪縛を打ち砕け』2002年5月1日初版発行(4月27日発売[8])、ISBN 4-04-441604-4
    3. 『少年陰陽師 鏡の檻をつき破れ』2002年8月1日初版発行(7月31日発売[11])、ISBN 4-04-441605-2
    風音編(全4巻)
    1. 『少年陰陽師 禍つ鎖を解き放て』2002年11月1日初版発行(10月31日発売[14])、ISBN 4-04-441608-7
    2. 『少年陰陽師 六花に抱かれて眠れ』2003年2月1日初版発行(1月30日発売[16])、ISBN 4-04-441609-5
    3. 『少年陰陽師 黄泉に誘う風を追え』2003年5月1日初版発行(4月25日発売[18])、ISBN 4-04-441610-9
    4. 『少年陰陽師 焔の刃を研ぎ澄ませ』2003年8月1日初版発行(7月31日発売[20])、ISBN 4-04-441611-7
    天狐編(全5巻)
    1. 『少年陰陽師 真紅の空を翔けあがれ』2004年2月1日初版発行(1月30日発売[22])、ISBN 4-04-441613-3
    2. 『少年陰陽師 光の導を指し示せ』2004年6月1日初版発行(5月29日発売[24])、ISBN 4-04-441614-1
    3. 『少年陰陽師 冥夜の帳を切り開け』2004年10月1日初版発行(9月30日発売[26])、ISBN 4-04-441615-X
    4. 『少年陰陽師 羅刹の腕を振りほどけ』2005年1月1日初版発行(2004年12月28日発売[28])、ISBN 4-04-441616-8
    5. 『少年陰陽師 儚き運命をひるがえせ』2005年7月1日初版発行(6月30日発売[30])、ISBN 4-04-441618-4
    珂神編(全5巻)
    1. 『少年陰陽師 いにしえの魂を呼び覚ませ』2006年1月1日初版発行(2005年12月28日発売[32])、ISBN 4-04-441620-6
    2. 『少年陰陽師 妙なる絆を掴みとれ』2006年7月1日初版発行(6月30日発売[33])、ISBN 4-04-441622-2
    3. 『少年陰陽師 真実を告げる声を聞け』2006年10月1日初版発行(9月30日発売[34])、ISBN 4-04-441623-0
    4. 『少年陰陽師 嘆きの雨を薙ぎ払え』2007年2月1日初版発行(1月31日発売[35])、ISBN 978-4-04-441624-9
    5. 『少年陰陽師 果てなき誓いを刻み込め』2007年7月1日初版発行(6月30日発売[36])、ISBN 978-4-04-441627-0
    玉依編(全5巻)
    1. 『少年陰陽師 数多のおそれをぬぐい去れ』2008年2月1日初版発行(1月31日発売[37])、ISBN 978-4-04-441629-4
    2. 『少年陰陽師 愁いの波に揺れ惑え』2008年6月1日初版発行(5月31日発売[38])、ISBN 978-4-04-441630-0
    3. 『少年陰陽師 刹那の静寂に横たわれ』2008年8月1日初版発行(同日発売[39])、ISBN 978-4-04-441631-7
    4. 『少年陰陽師 迷いの路をたどりゆけ』2008年10月1日初版発行(9月30日発売[40])、ISBN 978-4-04-441632-4
    5. 『少年陰陽師 彼方のときを見はるかせ』2009年2月1日初版発行(1月31日発売[41])、ISBN 978-4-04-441633-1
    颯峰編(全4巻)
    1. 『少年陰陽師 嵐の剣を吹き降ろせ』2009年6月1日初版発行(5月30日発売[42])、ISBN 978-4-04-441634-8
    2. 『少年陰陽師 祈りの糸をより結べ』2009年10月1日初版発行(9月30日発売[43])、ISBN 978-4-04-441635-5
    3. 『少年陰陽師 まだらの印を削ぎ落とせ』2010年1月1日初版発行(2009年12月26日発売[44])、ISBN 978-4-04-441636-2
    4. 『少年陰陽師 千尋の渦を押し流せ』2010年4月1日初版発行(3月31日発売[45])、ISBN 978-4-04-441637-9
    籠目編(全5巻)
    1. 『少年陰陽師 夕べの花と散り急げ』2010年9月1日初版発行(8月31日発売[46])、ISBN 978-4-04-441640-9
    2. 『少年陰陽師 仄めく灯とひた走れ』2011年2月1日初版発行(1月29日発売[47])、ISBN 978-4-04-441643-0
    3. 『少年陰陽師 さやかの頃にたちかえれ』2011年6月1日初版発行(5月31日発売[48])、ISBN 978-4-04-441647-8
    4. 『少年陰陽師 願いの証に思い成せ』2011年10月1日初版発行(9月30日発売[49])、ISBN 978-4-044-41649-2
    5. 『少年陰陽師 朝の雪と降りつもれ』2012年2月1日初版発行(1月31日発売[50])、ISBN 978-4-04-100160-8
    尸櫻編(全5巻)
    1. 『少年陰陽師 ひらめく欠片に希え』2012年7月1日初版発行(6月30日発売[51])、ISBN 978-4-04-100368-8
    2. 『少年陰陽師 こぼれる滴とうずくまれ』2012年10月1日初版発行(9月29日発売[52])、ISBN 978-4-04-100506-4
    3. 『少年陰陽師 うごもつ蔽いに捧げもて』2013年3月1日初版発行(2月28日発売[53])、ISBN 978-4-04-100728-0
    4. 『少年陰陽師 慄く瞳にくちずさめ』2013年6月1日初版発行(同日発売[54])、ISBN 978-4-04-100869-0
    5. 『少年陰陽師 かなしき日々に咲き遺れ』2013年10月1日初版発行(同日発売[55])、ISBN 978-4-04-101030-3
    道敷編(全5巻)
    1. 『少年陰陽師 招きの音に乱れ飛べ』2014年7月1日初版発行(同日発売[56])、ISBN 978-4-04-101661-9
    2. 『少年陰陽師 こごりの囲にもの騒げ』2014年10月1日初版発行(同日発売[57])、ISBN 978-4-04-101662-6
    3. 『少年陰陽師 留めの底にわだかまれ』2015年3月1日初版発行(同日発売[58])、ISBN 978-4-04-101663-3
    4. 『少年陰陽師 朽木のひずみに群れ集え』2015年7月1日初版発行(同日発売[59])、ISBN 978-4-04-103019-6
    5. 『少年陰陽師 かたしろの翅を繰り紡げ』2015年11月1日初版発行(同1日発売[60])、ISBN 978-4-04-103020-2
    厳霊編(既刊5巻)
    1. 『少年陰陽師 境の岸辺に甦れ』2016年11月1日初版発行(同日発売[61])、ISBN 978-4-04-104723-1
    2. 『少年陰陽師 こたえぬ背に哭き叫べ』2017年4月1日初版発行(同日発売[62])、ISBN 978-4-04-105412-3
    3. 『少年陰陽師 けがれの汀で恋い慕え』2017年10月1日初版発行(同日発売[63])、ISBN 978-4-04-105626-4
    4. 『少年陰陽師 おどみの殿でこころざせ』2018年10月1日初版発行(同日発売[64])、ISBN 978-4-04-105628-8
    5. 『少年陰陽師 まじなう柱に忍び侘べ』2019年10月1日初版発行(同日発売[65])、ISBN 978-4-04-108449-6

原作・番外編短編集

  • 結城光流(著) / あさぎ桜[注 16](イラスト) / 伊東七つ生[注 17](イラスト)、角川書店→KADOKAWA〈角川ビーンズ文庫〉、既刊7巻(2016年8月1日現在)
    • 『少年陰陽師 うつつの夢に鎮めの歌を』2003年10月1日初版発行(9月30日発売[66])、ISBN 4-04-441612-5
    • 『少年陰陽師 其はなよ竹の姫のごとく』2005年10月1日初版発行(9月30日発売[67])、ISBN 4-04-441619-2
    • 『少年陰陽師 思いやれども行くかたもなし』2007年10月1日初版発行(9月29日発売[68])、ISBN 978-4-04-441628-7
    • 『少年陰陽師 御厳の調べに舞い踊れ』2010年7月1日初版発行(6月30日発売[69])、ISBN 978-4-04-441639-3
    • 『少年陰陽師 夢見ていられる頃を過ぎ』2014年4月1日初版発行(同日発売[70])、ISBN 978-4-04-101311-3
    • 『少年陰陽師 そこに、あどなき祈りを』2016年7月1日初版発行(同日発売[71])、ISBN 978-4-04-103021-9
    • 『少年陰陽師 いつか命の終わる日が』2016年8月1日初版発行(同日発売[72])、ISBN 978-4-04-103944-1

原作・外伝

  • 結城光流(著) /あさぎ桜(イラスト) 『少年陰陽師外伝 翼よいま、天へ還れ』 角川書店〈角川ビーンズ文庫〉、2007年5月1日初版発行(4月28日発売[73])、ISBN 978-4-04-441625-6

原作・現代編

  • 結城光流(著) / 伊東七つ生(イラスト) 『少年陰陽師 現代編』 KADOKAWA〈角川ビーンズ文庫〉、既刊2巻(2018年12月1日現在)
    1. 『少年陰陽師 現代編・近くば寄って目にも見よ』2017年11月1日初版発行(同日発売[74])、ISBN 978-4-04-105627-1
    2. 『少年陰陽師 現代編・遠の眠りのみな目覚め』2018年12月1日初版発行(同日発売[75])、ISBN 978-4-04-107511-1

アンソロジー寄稿

  • 『初恋ストーリーズ キュンとしちゃう、5つのLOVE語』2011年11月10日発売[76]ISBN 978-4-04-631186-3

関連書籍

テレビアニメ

アニメーション制作はスタジオディーン。全26話。キャストについては少年陰陽師の登場人物の項目を参照。

スタッフ

  • 原作 - 結城光流[80]
  • 監督 - 森邦宏[81]
  • シリーズ構成 - 浅川美也[81]
  • キャラクター原案 - あさぎ桜[80]
  • キャラクターデザイン - 田頭しのぶ[81]
  • プロップデザイン - 小坂知
  • 総作画監督 - 堀越久美子(8話、22話、25話、26話を除く)
  • 美術監督 - 小山俊久[81]
  • 色彩設計 - 北爪英子[80]
  • 撮影監督 - 川口正幸[80]
  • 編集 - 松村正宏[80]
  • 録音監督 - 本山哲[81]
  • 音楽 - 中川孝[81]
  • 音楽プロデューサー - 吉川明[80]、矢部敦志[80]、川村和義[80]
  • プロデューサー - シバタミツテル[80]、西川路健太[80]、小川泰之[80]、日向泰隆[80]
  • アニメーションプロデューサー - 浦崎宣光[80]
  • アニメーション制作 - スタジオディーン[81]
  • 製作 - 少年陰陽師製作委員会

主題歌

オープニングテーマ「笑顔の訳」
作詞 - いとうゆうこ / 作曲・コーラスアレンジ - 梶浦由記 / 編曲 - HΛL / 歌 - 引田香織
エンディングテーマ「約束」
作詞・作曲 - 広田由佳 / 編曲 - 松浦晃久 / 歌 - 木氏沙織
最終話エンディングテーマ「六等星」
作詞 - U-ka / 作曲 - 榎本太己 / 編曲 - rhythnic bird / 歌 - 安倍昌浩(甲斐田ゆき

評価

2006年度読者が選ぶアニメキャラ大賞」では新人賞で安倍昌浩が7位を獲得している[82]

各話リスト

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
窮奇編
1 この少年、晴明の後継につき 浅川美也 森邦宏 山田弘和 番由紀子
江森真理子
2 逢魔(おうま)が時(どき)に内裏(だいり)燃ゆ 待田堂子 紅優 岡嶋国敏 星野真澄
3 闇に怯える声をきけ 山口伸明 喜多谷充 高田昌宏 浅井昭人
4 異邦の影を探しだせ 吉村清子 青木新一郎 服部憲知
5 猛る妖異を退けろ 浅川美也 高本宣弘 吉田俊司 浅井昭人
服部憲知
星野真澄
6 夜陰に浮かぶ兆しを掴め 笹木信作 うえだしげる 番由紀子
7 彼方に手繰る女の念(おも)い 鎌倉由実 開祐二 原田峰文
能條理行
新井淳
8 貴船に響く怨嗟を止めろ 山口伸明 ほしかわたかふみ
高田昌宏
五十嵐達矢
高田昌宏 徳田夢之介
9 闇の呪縛を打ち砕け 吉村清子 飛鳥京作 岡嶋国敏 服部憲知
10 淡き願いに応(いら)えの声を 待田堂子 高本宣弘 飯村正之 新井淳
原田峰文
11 誓いの刻印(しるし)を胸に抱け 吉村清子 五十嵐達矢 南伸一郎
12 鏡の檻をつき破れ 山口伸明 下田正美
森邦宏
吉田俊司 青木真理子
浅井昭人
風音編
13 辻風が運ぶ禍歌 浅川美也 藤原良二 高田昌宏 番由紀子
14 満ちた月が欠けるが如く 西園悟 山田弘和 服部憲知
15 禍つ鎖を解き放て 待田堂子 西村純二 土屋浩幸 波風立流
高橋敦子
村上勉
16 古き影は夜に迷い 吉村清子 青木新一郎 小倉宏文 南伸一郎
17 六花に抱(いだ)かれて眠れ 山口伸明 五十嵐達矢 浅井昭人
18 その理由は誰知らず 浅川美也 高本宣弘 吉田俊司 青木真理子
19 北辰に翳りさす時 西園悟 藤原良二 高田昌宏 服部憲知
20 黄泉に誘(いざな)う風を追え 山口伸明 青木新一郎 土屋浩幸 番由紀子
21 罪の焔に絆絶え 吉村清子 五十嵐達矢 杉本光司
22 すべては巫女の御為に 待田堂子 笹木信作 吉田俊司 徳田夢之介
23 軻遇突智(かぐつち)の焔(ほのお)は厳(おごそ)かに 西園悟 西村純二 山田弘和 高橋敦子
24 黄昏の風、暁の瞳 吉村清子 藤原良二 高田昌宏 山崎輝彦
杉本光司
25 禍気の渦に伊吹舞う 山口伸明 青木新一郎
森邦宏
土屋浩幸
森邦宏
堀越久美子
高橋敦子
服部憲知
26 焔の刃を研ぎ澄ませ 浅川美也 五十嵐達矢 田頭しのぶ

放送局

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送区分 備考
近畿広域圏 関西テレビ 2006年10月3日 - 2007年3月27日 火曜 26:15 - 26:45

火曜 26:30 - 27:00
フジテレビ系列
千葉県 チバテレビ 2006年10月4日 - 2007年3月26日 水曜 25:30 - 26:00 独立UHF局
埼玉県 テレ玉 水曜 26:00 - 26:30
神奈川県 tvk 2006年10月7日 - 2007年3月31日 土曜 25:00 - 25:30
中京広域圏 東海テレビ 2006年11月2日 - 2007年5月10日 木曜 27:27 - 27:57 フジテレビ系列
日本全域 AT-X 2007年1月19日 - 7月13日 金曜 10:00 - 10:30 CS放送 リピート放送あり
アニメ女子部枠」

ゲーム

評価
レビュー結果
媒体結果
ファミ通25/40[83]

『少年陰陽師 翼よいま、天(そら)へ還れ』のタイトルで、2007年7月19日に発売された。対応機種は、PS2で、複数エンディングありの伝奇アドベンチャーゲームである。完全オリジナル・フルボイスで、原作イラストが忠実に再現されている。また、本作オリジナルキャラクターも登場する。ストーリーは、本編の窮奇編と風音編の間の話であるとされる。オリジナルキャラクターおよびメインキャラクターの紹介は少年陰陽師の登場人物を参照。また、ゲームを元にした外伝小説も刊行されている。

ファミ通クロスレビューでは6、6、7、6の25点[83]。レビュアーはテンポがよく主要キャラクター全員分のエンディングがある、用語解説機能があるのがいいとした一方、システムや戦闘がオーソドックスでよくあるアドベンチャーゲームと変わらない、戦闘が頻繁にあるためもう少し楽しめる要素がほしかった、演出が地味とした[83]

主題歌(ゲーム)

オープニングテーマ「ENISHI」
作詞・作曲 - Ryo / 編曲・歌 - AciD FLavoR
エンディングテーマ「Beside You」
作詞・作曲 - Ryo / 編曲 - AciD FLavoR、田口俊 / 歌 - AciD FLavoR

舞台

歌絵巻

2007年10月4日から8日に東京池袋サンシャイン劇場にて、ミュージカル『少年陰陽師 <歌絵巻> ―この少年、晴明の後継につき―』が4日間連続で開催。ストーリー、キャスト共に舞台オリジナルとなる。

舞台版キャスト(歌絵巻)

メインキャラクター
オリジナルキャラクター
<昌浩の先輩陰陽師>
<安倍一族に復讐を誓う神楽党>

舞台版スタッフ(歌絵巻)

  • 原案:TVアニメーション『少年陰陽師』より
  • 原作:結城光流(角川ビーンズ文庫)
  • キャラクター原案:あさぎ桜
  • 脚本・演出:藤森一朗Air studio
  • 音楽監督:山下透
  • 音楽:山下透、土屋陽輔(ATOMIC TORNADO) 
  • 美術:土岐研一  
  • 舞台監督:熊谷豪(Air studio)
  • 照明:宇野和義
  • 音響:川西秀一
  • 衣裳:アトリエ永田(永田光枝)、atelier hilo(屋島裕樹)
  • ヘアメイク:緒方加代子
  • 演出助手:小林秀平(Air studio)
  • プロデューサー:神田富雄(トライアングル)、沢登昌樹(ムービックプロモートサービス)
  • アシスタントプロデューサー:杉田智彦(ムービックプロモートサービス)、小野奈緒(ムービックプロモートサービス)
  • 制作:たかはらしゅんじ(Air studio)
  • 主催:少年陰陽師公演事務局
  • 協賛:セキスイハイム・オリンピックグループ・コスモ石油・フロントメディア 
  • 協力:角川ビーンズ文庫編集部・少年陰陽師製作委員会・アルゴ公演事務局 
  • 制作:Air studio・ムービックプロモートサービス・トライアングル
  • 運営:東京音協

現代編

2020年2月22日から3月1日に東京築地本願寺ブディストホールにて、『舞台「少年陰陽師 現代編・遠の眠りのみな目覚め」』が9日間連続で開催。同名タイトルの原作エピソードの舞台化。

舞台版キャスト(現代編)

  • 安倍昌浩 - 堀之内仁
  • 騰蛇 - 輝海
  • 青龍 - 松田裕
  • 藤原彰子 - 高橋希来
  • 安倍晴明 - 和泉元彌
  • 小野螢 - 稲荷鈴凛 / 橘咲希(Wキャスト
  • 九流比古 - 植田慎一郎
  • 六合 - 星達也
  • 勾陣 - あさおか倖
  • 太陰 - 西野亜弥 / すなちまゆ(Wキャスト)
  • 若宮威 - 真田貴裕 / 松田翼(Wキャスト)
  • 林田日菜実 - 朝比奈るう / 結城夕夏(Wキャスト)
  • 岩本雅也 - 服部武雄 / 帯金遼太(Wキャスト)
  • 呪のろわれた大石 - 黒木敦史 / 服部武雄(Wキャスト)
  • 双頭の大蛇 - 大川慶吾 & 阿部悠真
  • 竹橋ナース - 高橋風香 / 奏(Wキャスト)
  • 風間ナース - 堀切紫 / 長谷川小夏(Wキャスト)
  • 白いドレスの女 - 高橋茉里奈 / 上村南美(Wキャスト)
  • タカオカミの神 - 中川真桜 / 亀田鈴奈(Wキャスト)
  • 小池則子 - 松本梨香
  • 黒悪霊 - 小杉十郎太

舞台版スタッフ(現代編)

  • 原案:「少年陰陽師 現代編・遠の眠りのみな目覚め」(角川ビーンズ文庫)
  • 原作:結城光流
  • イラストレーション:伊東七つ生
  • 脚本:藤原良
  • 演出:田中優樹
  • 音楽:印南俊太朗
  • 美術:高橋佑太郎
  • 照明:阿部将之
  • 音響:堀江潤
  • 衣裳:栗間美江子
  • 衣裳制作:市原昌顕
  • ヘアメイク:カマタミサキ
  • 振付:永田浩司
  • 舞台監督:Azuki
  • デザイン:中塚健仁
  • 制作:加月綠
  • 票券:宍戸研介
  • ロゴデザイン:須貝美華
  • 監修協力:角川ビーンズ文庫編集部
  • スーパーバイザー:実川信行(株式会社KADOKAWA)
  • 制作プロデューサー:竹内忠宜
  • プロデューサー:山川ひろみ
  • 企画・統括プロデューサー:戒能章
  • 主催・製作:(株)ユーキース・エンタテインメント

メディアミックス展開

CD

フロンティアワークスマリン・エンタテインメントより発売。

  • ドラマCD
    • 少年陰陽師 窮奇編 ドラマCD 全3巻 (原作1-3巻)
    • 少年陰陽師 風音編 ドラマCD 全4巻 (原作4-7巻)
    • 少年陰陽師 天狐編 ドラマCD 第1 - 3巻 (原作9-11巻)
    • 少年陰陽師 番外編 ドラマCD 第1巻〜うつつの夢に鎮めの歌を〜 (原作8巻)
  • 音楽CD
    • 少年陰陽師 サウンドトラック&ドラマCD 第1巻 (ドラマCDで使用されたBGM + ミニドラマ)
    • 少年陰陽師 キャラクターソング 「風雅に響く詩を聴け」春
    • 少年陰陽師 キャラクターソング 「風雅に響く詩を聴け」夏
    • 少年陰陽師 キャラクターソング 「風雅に響く詩を聴け」秋
    • 少年陰陽師 キャラクターソング 「風雅に響く詩を聴け」冬
    • 少年陰陽師 キャラクターソング 花鳥風月〜残月〜
    • 少年陰陽師 キャラクターソング 花鳥風月〜白夜〜

コミック

ザ・ビーンズ』に番外編が、『ビーンズエース』に番外編コミック(作画:あさぎ桜)が連載。

また、2005年8月24日発売の『月刊Asuka』から本作品の漫画が連載された。作画は瀬田ヒナコ

あさぎ版のコミックは、2010年9月発売の画集に収録されている。

2023年1月4日発売の『ヤングエース』より小説を原作としたコミカライズの連載を開始[84]。作画は空倉シキジが担当[84]

ラジオ

2006年4月[85] からwebラジオ『少年陰陽師・彼方に放つ声をきけ〜略して孫ラジ』が配信開始。パーソナリティは、昌浩役の甲斐田ゆきと紅蓮役の小西克幸。2008年7月より、『少年陰陽師・陰陽寮電脳部 放送局(おんみょうりょうでんのうぶ ほうそうのつぼね)〜略して孫ラジ』にリニューアルして配信していた。

イベント

2007年5月20日に東京新宿東京厚生年金会館にて、『"孫"感謝祭〜風雅に響く詩を聴け〜 朗読ドラマ&トーク&ライブ』が2部制で開催された。この模様は一部が12月7日発売のDVD、ダイジェストがアニメ風音編DVDの特典映像として、収録されている。

脚注

注釈

  1. ^ 厳霊編『少年陰陽師 そこに、あどなき祈りを』から伊東七つ生がイラストを担当している。
  2. ^ 窮奇編『少年陰陽師 異邦の影を探しだせ』から道敷編『少年陰陽師 かたしろの翅を繰り紡げ』までイラストを担当している。
  3. ^ 厳霊編『少年陰陽師 境の岸辺に甦れ』からイラストを担当している。
  4. ^ 改題後のタイトルは『少年陰陽師 異邦の影』
  5. ^ 改題後のタイトルは『少年陰陽師 闇の呪縛』
  6. ^ 改題後のタイトルは『少年陰陽師 鏡の檻』
  7. ^ 改題後のタイトルは『少年陰陽師 禍つ鎖』
  8. ^ 改題後のタイトルは『少年陰陽師 六花の眠り』
  9. ^ 改題後のタイトルは『少年陰陽師 黄泉の風』
  10. ^ 改題後のタイトルは『少年陰陽師 焔の刃』
  11. ^ 改題後のタイトルは『少年陰陽師 天狐の章・一 真紅の空』
  12. ^ 改題後のタイトルは『少年陰陽師 天狐の章・二 光の導』
  13. ^ 改題後のタイトルは『少年陰陽師 天狐の章・三 冥夜の帳』
  14. ^ 改題後のタイトルは『少年陰陽師 天狐の章・四 羅刹の腕』
  15. ^ 改題後のタイトルは『少年陰陽師 天狐の章・五 儚き運命』
  16. ^ 『少年陰陽師 うつつの夢に鎮めの歌を』から『少年陰陽師 夢見ていられる頃を過ぎ』までイラストを担当している。
  17. ^ 『少年陰陽師 そこに、あどなき祈りを』からイラストを担当している。

出典

  1. ^ 石井ぜんじ / 太田祥暉 / 松浦恵介『ライトノベルの新・潮流 黎明期→2021』スタンダーズ、2022年1月1日、309頁。ISBN 978-4-86636-536-7 
  2. ^ 『このライトノベルがすごい!2008』宝島社、2007年12月6日、123頁。ISBN 978-4-7966-6140-9 
  3. ^ 「少年陰陽師 第5話」『ヤングエース』2023年6月号、KADOKAWA、2023年5月2日、92頁、ASIN B0C2PVWWYQ 扉ページより。
  4. ^ ニュータイプ2006年10月号〜2007年3月号
  5. ^ 少年陰陽師 異邦の影を探しだせ”. KADOKAWA. 2021年6月22日閲覧。
  6. ^ 少年陰陽師 異邦の影を探しだせ(角川つばさ文庫版)”. KADOKAWA. 2021年6月22日閲覧。
  7. ^ 少年陰陽師 異邦の影”. KADOKAWA. 2021年6月22日閲覧。
  8. ^ 少年陰陽師 闇の呪縛を打ち砕け”. KADOKAWA. 2021年6月22日閲覧。
  9. ^ 少年陰陽師 闇の呪縛を打ち砕け(角川つばさ文庫版)”. KADOKAWA. 2021年6月22日閲覧。
  10. ^ 少年陰陽師 闇の呪縛”. KADOKAWA. 2021年6月22日閲覧。
  11. ^ 少年陰陽師 鏡の檻をつき破れ”. KADOKAWA. 2021年6月22日閲覧。
  12. ^ 少年陰陽師 鏡の檻をつき破れ(角川つばさ文庫版)”. KADOKAWA. 2021年6月22日閲覧。
  13. ^ 少年陰陽師 鏡の檻”. KADOKAWA. 2021年6月22日閲覧。
  14. ^ 少年陰陽師 禍つ鎖を解き放て”. KADOKAWA. 2021年6月22日閲覧。
  15. ^ 少年陰陽師 禍つ鎖”. KADOKAWA. 2021年6月22日閲覧。
  16. ^ 少年陰陽師 六花に抱かれて眠れ”. KADOKAWA. 2021年6月22日閲覧。
  17. ^ 少年陰陽師 六花の眠り”. KADOKAWA. 2021年6月22日閲覧。
  18. ^ 少年陰陽師 黄泉に誘う風を追え”. KADOKAWA. 2021年6月22日閲覧。
  19. ^ 少年陰陽師 黄泉の風”. KADOKAWA. 2021年6月22日閲覧。
  20. ^ 少年陰陽師 焔の刃を研ぎ澄ませ”. KADOKAWA. 2021年6月22日閲覧。
  21. ^ 少年陰陽師 焔の刃”. KADOKAWA. 2021年6月22日閲覧。
  22. ^ 少年陰陽師 真紅の空を翔けあがれ”. KADOKAWA. 2021年6月22日閲覧。
  23. ^ 少年陰陽師 天狐の章・一 真紅の空”. KADOKAWA. 2021年6月22日閲覧。
  24. ^ 少年陰陽師 光の導を指し示せ”. KADOKAWA. 2021年6月22日閲覧。
  25. ^ 少年陰陽師 天狐の章・二 光の導”. KADOKAWA. 2021年6月22日閲覧。
  26. ^ 少年陰陽師 冥夜の帳を切り開け”. KADOKAWA. 2021年6月22日閲覧。
  27. ^ 少年陰陽師 天狐の章・三 冥夜の帳”. KADOKAWA. 2021年6月22日閲覧。
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関連項目

外部リンク

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メディア展開
その他