山下 康介 (やました こうすけ、1974年2月17日[1] - )は、日本作曲家編曲家

山下 康介
生誕 (1974-02-17) 1974年2月17日(50歳)
出身地 日本の旗 日本 静岡県
学歴 東京音楽大学音楽学部音楽学科作曲専攻映画放送音楽コース卒業
ジャンル 映画ドラマアニメゲーム舞台
職業 作曲家編曲家
活動期間 1996年 -

プロフィール 編集

静岡県[1]浜松市生まれ。幼稚園まで同市に住み、小学校から磐田市へ移住。また、磐田市歌「ふるさと いわた」も手がける。磐田市立磐田第一中学校吹奏楽部に入部し、その中でアンサンブルの楽しさを知り自身でも作曲を行うようになる[2]東京音楽大学入学後は同大学の客員教授を務めていた羽田健太郎に師事する。

大学卒業後、1996年大林宣彦に見出され、以降の大林監督作品のほぼ全ての音楽を手がけるようになる。また、同時期に菅野よう子の後を継ぐ形で光栄の歴史シミュレーションゲーム『信長の野望シリーズ』の音楽担当に抜擢される。

その後はドラマ・アニメ・舞台音楽とより活躍の場を広げている。大学在学中よりオーケストレーションで高い評価を受け、『題名のない音楽会』のスタジオ編曲も数多く担当している[3]2011年より、Project.Rのメンバーとしても活動。

現在、母校の東京音楽大学で特任教授[4][1]洗足学園音楽大学で音楽・音響デザインコースの教授も務めている[5][1]

逸話 編集

高校在学中に進路を迷っていた時に自身の実力を知るためにすぎやまこういちへ自ら作曲した曲の楽譜とデモテープを送ったところ、すぎやまから直接電話が来て好意的な批評とともに音楽をしっかり学ぶことを勧められ、音大進学を決意したという[2]

参加作品 編集

映画 編集

ドラマ 編集

アニメ 編集

特撮テレビドラマ 編集

テレビスペシャル 編集

オリジナルビデオ 編集

テレビ番組 編集

  • 『FROM N』テーマ曲(1999年、日本テレビ系)
  • 美の巨人たち』エンディングテーマ「エターナル・ストーリー」(2012年、テレビ東京系)

ラジオドラマ 編集

  • ピエタ(2012年 NHK-FM)
  • 希望(2013年 NHK-FM)
  • 泥の子と狭い家の物語(2013年 NHK-FM)
  • 消えたカラスを探して(2013年 NHK-FM)
  • 青春アドベンチャー「また、桜の国で」(2017年 NHK-FM)

ゲーム 編集

舞台/イベント音楽 編集

その他 編集

  • 磐田市歌「ふるさといわた」(2015年)
  • 混声合唱組曲「魂のいちばんおいしいところ」(2014年)(谷川俊太郎:作詩)
  • 混声合唱組曲「小さなかがやき」(2016年)(谷川俊太郎:作詩)
  • 混声合唱組曲「うつむく青年」(2018年)(谷川俊太郎:作詩)
  • 千葉ロッテマリーンズ球団歌「WE LOVE MARINES」(2022年)※編曲
  • すとぷり「手をつないで歩こう (Orchestra ver.)」(2023年)※編曲

出演 編集

ラジオ(レギュラー番組) 編集

  • 山下康介の作曲夜話(2014年10月1日 - 2017年3月29日、ラジオNIKKEI第1、毎週水曜22:00 ‐ 22:30) - パーソナリティ[6][7]

脚注 編集

  1. ^ a b c d 「山下康介[音楽]」『手裏剣戦隊ニンニンジャー公式完全読本 天下無敵』ホビージャパン、2016年6月25日、82-83頁。ISBN 978-4-7986-1248-5 
  2. ^ a b 「INTERVIEW 山下康介」『宇宙船』Vol.118(2005年5月号)、朝日ソノラマ、2005年5月1日、23頁、雑誌コード:01843-05。 
  3. ^ ガラスの艦隊 オリジナル・サウンドトラック』ライナーノーツ
  4. ^ 教員紹介東京音楽大学
  5. ^ 音楽・音響デザイン - 指導陣洗足学園音楽大学
  6. ^ 2014年10月01日のラジオ番組表(東京・ラジオ1)”. テレビ番組表の記録. 2016年10月2日閲覧。
  7. ^ 2017年03月29日のラジオ番組表(東京・ラジオ1)”. テレビ番組表の記録. 2017年3月31日閲覧。

外部リンク 編集