山形県立保健医療短期大学(やまがたけんりつほけんいりょうたんきだいがく、英語: Yamagata School of Health Science[1])は、山形県山形市上柳260に本部を置いていた日本公立大学である。1997年に設置され、2004年に廃止された。大学の略称は医短。

山形県立保健医療短期大学
大学設置 1997年
創立 1954年
廃止 2004年
学校種別 公立
設置者 山形県
本部所在地 山形県山形市上柳260
学部 看護学科
理学療法学科
作業療法学科
研究科 地域看護学専攻
助産学専攻
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概要

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大学全体

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建学の精神(校訓・理念・学是)

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  • 山形県立保健医療短期大学の建学の理念は「豊かな人間性と創造性を備えた資質の高い保健医療技術者を育成するとともに、地域に開かれた大学として生涯学習の機会を提供することにより、地域の人々の健康、福祉の向上に寄与すること」となっていた[1]

教育および研究

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  • 山形県立保健医療短期大学は医療技術者の養成に力をいれていた。

学風および特色

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  • 山形県立保健医療短期大学は東北地方では唯一、公立の医療系短大となっていた。
  • 豊かな人間性と創造力を備えた、資質の高い保健医療技術者を育成することを教育目的とされていた[1]
  • 短期大学として初めての卒業生が出た同年に、大学に改組されたため、近年では存続期間が一番短い短期大学となった。

沿革

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基礎データ

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所在地

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  • 山形県山形市上柳260

象徴

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年度別学生数

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通学課程

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  • 学生数はその該当年度の5月1日時点でのデータである。
- 看護学科 理学療法学科 作業療法学科 出典
入学定員 80 20 20 -
総定員 240 60 60 -
1997年 男28
女498
男160
女233
男53
女249
[注 4]
1998年 男7
女146
男14
女26
男4
女38
[9]
1999年 男15
女221
男21
女39
男7
女55
[10]

教育および研究

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組織

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  • 看護学科 入学定員80名
  • 理学療法学科 入学定員20名
  • 作業療法学科 入学定員20名
  • 地域看護学専攻 入学定員20名
  • 助産学専攻 入学定員15名

別科

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  • なし

取得資格について

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受験資格

附属機関

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  • 附属図書館

研究

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  • 『ミオシン軽鎖交換による平滑筋収縮機構とカルポニンの生理的意義の解析』[13]

学生生活

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部活動・クラブ活動・サークル活動

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学園祭

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  • 山形県立保健医療短期大学の学園祭は概ね、11月に行われていた[1]

大学関係者と組織

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大学関係者一覧

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施設

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キャンパス

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  • 設備:当時、校地面積はおよそ60,000m2となっており、校舎棟・厚生棟・講堂・図書館・管理棟・体育館・グランド・テニスコートなどがあった。ちなみに学生食堂は、厚生棟内にあった[2]
  • 山形県立保健医療短期大学には学生寮はなく、アパートを利用することになっていた[2]

対外関係

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系列校

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卒業後の進路について

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就職について

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  • 全学科とも、ほぼ全員が専門職として各種医療関係に就職しているものとみられる。

編入学・進学実績

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  • 看護学科の卒業生は、山形県立保健医療短期大学専攻科への進学者がいたものとみられる。

注釈

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注釈グループ

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補足

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  1. ^ 現在の文部科学省
  2. ^ 平成12年度より学生募集停止[5][6]
  3. ^ 募集は2001年度まで
  4. ^ 右記より引用[8]
  5. ^ 最終募集となった1999年度におけるデータ[11]
  6. ^ 最終募集となった2001年度におけるデータ[12]

出典

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参考文献

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全国学校総覧

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全国短期大学高等専門学校一覧

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入学案内冊子

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関連項目

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関連サイト

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