山本英春

明治時代末期から大正時代の浮世絵師

山本 英春(やまもと えいしゅん、生没年不詳)は明治時代末期から大正時代浮世絵師。山本英春は昭和17年9月20日没。戒名は彩雲院秀誉英春居士。父は浮世絵の彫り師山本信司。

来歴

編集

右田年英の門人。大正期に大阪から刊行された本に多くの口絵を描いている。同門に鰭崎英朋河合英忠らがいた。

作品

編集
  • 「若武士」 口絵 稲岡奴之助作 精華堂書店 明治39年
  • 「夢の女」 口絵 永井荷風作 精華堂書店 明治40年
  • 「梢の花」 口絵 永井荷風作 精華堂書店 明治41年

参考文献

編集
  • 山田奈々子 『木版口絵総覧 明治・大正期の文学作品を中心として』 文生書院、2005年