山田信夫 (歌手)

日本の歌手、作詞家、作曲家、編曲家

山田 信夫(やまだ のぶお、別名:NoB1964年1月20日 - [1][2])は、日本歌手作詞家作曲家編曲家大阪府出身[2]

山田 信夫
2012年
基本情報
別名 NoB
生誕 (1964-01-20) 1964年1月20日(60歳)
出身地 日本の旗 日本,大阪府
ジャンル 特撮ソング
ヘヴィメタル
ハードロック
職業 歌手
担当楽器 ボーカル
活動期間 1983年 -
共同作業者 MAKE-UP
GRAND PRIX
Project.R
公式サイト NoB OFFICIAL WEB SITE

略歴 編集

1983年(昭和58年)、「LOUDNESS」のドラムス樋口宗孝のソロアルバム『破壊凱旋録』およびハードロックユニット『M'tFUJI』のアルバムにボーカルとして参加。

1984年(昭和59年)4月1日、ハードロックバンド「MAKE-UP」のヴォーカルとしてメジャー・デビュー[2]。同バンドでは4枚のアルバムをリリース。

1986年(昭和61年)、セッションバンド・うるさくてゴメンねBANDに参加。バンドのメンバーは鳴瀬喜博(ベース)、そうる透(ドラム)、松本孝弘(ギター)、カルメンマキ(ツイン・ヴォーカル)など。ビクターからライブ・アルバムをリリース。

GRAND PRIXPATAと組んだP.A.F、ソロ・ヴォーカリストとしての活動を経た後、URUGOME、OSAMU METAL 80's等のバンドでヴォーカルを担当した。NoBの名はソロ活動時から使用している[3]

音楽プロデューサーとしても活動し[2]、No?Yes!![4](「COMPLEX」)や、プロデュース・ユニットM.N.R.G.として、鈴木紗理奈(「シャレになんない」、「Boo Bee MAGIC」)、D-SHADEVANITYなどを手がけていた。

2005年(平成17年)には、自身がプロデュースしたギタリスト・岩崎貴文が『魔法戦隊マジレンジャー』の主題歌に抜擢されたのが縁で[5]挿入歌の歌手に起用され、2006年(平成18年)の『轟轟戦隊ボウケンジャー』の主題歌担当に抜擢されるなど、MAKE-UP時代の『聖闘士星矢』以来のアニメ、特撮の世界にも進出。

2009年(平成21年)、「EARTHSHAKER」の石原慎一郎とDr.Metal Factoryを結成し、J-POPの楽曲をヘヴィメタル調にカヴァーしたアルバム『カヴァメタ Now』、『カヴァメタ Then』のアルバム2枚を立て続けに発表した[6]

2010年(平成22年)、『天装戦隊ゴセイジャー』で2度目の戦隊主題歌担当。スーパー戦隊シリーズの主題歌を2回以上担当するのは、ささきいさおMoJo影山ヒロノブ佐藤健太サイキックラバーに次いで6組目。

2012年(平成24年)、MASAKI(ベース)、白田一秀(ギター、元PRESENCEGRAND SLAM)、JOE(ドラム、DASEIN)、清水賢治(キーボード)とDAIDA LAIDAを結成。

2024年(令和6年)4月、脳腫瘍を患い、出演予定であった海外公演を取り止めて治療とリハビリを行っていることを公式ホームページにて報告した[7]

作品 編集

アルバム 編集

発売 タイトル 規格品番 レーベル 備考
1994年4月16日 NoB 1st. POCH-1330 ポリドール
2006年10月18日 HISTORY OF NoB COZX-229/30 コロムビアミュージックエンタテインメント ベスト・アルバム
2018年7月4日 No Regrets JTCD-0008 JT STUDIO akihabara

シングル 編集

発売 タイトル 規格品番 レーベル 備考
1993年10月20日 いつだって逢いたい PODH-1165 ポリドール
1994年2月2日 息もつまるほどに愛しくて PODH-1180
1994年6月22日 君のために僕のために PODH-1216
2006年3月8日 轟轟戦隊ボウケンジャー/冒険者 ON THE ROAD COCC-15845 コロムビアミュージックエンタテインメント スプリット・シングル
2010年3月17日 天装戦隊ゴセイジャー/ガッチャ☆ゴセイジャー COCC-16351
2019年3月20日 騎士竜戦隊リュウソウジャー【限定盤】[8] COCC-17600 日本コロムビア
2019年10月23日 闘魂(ファイト)!ケモナーマスク COZC-1591/2 with ケモナーマスク

楽曲提供 編集

脚注 編集

出典 編集

  1. ^ 東映ヒーローネット | special fanclub toeihero.net
  2. ^ a b c d 宇宙船183 2023, pp. 68–69, 「[インタビュー]NoB」
  3. ^ 日テレG+『どれどれトーク』2010年(平成22年)3月26日
  4. ^ 当時、岩崎貴文が在籍していたバンド
  5. ^ NoB (MAKE-UP) × YOFFY (サイキックラバー)対談!”. WeROCK City. 2011年12月16日閲覧。
  6. ^ Dr.Metal Factory : 「ペガサス幻想」メタル・ヴァージョンが秋葉原に響く / BARKS ニュース
  7. ^ 歌手・NoB(山田信夫)脳に腫瘍が判明 現在リハビリ中で今後の活動は「体調を鑑みながら」”. ORICON NEWS. oricon ME (2024年4月20日). 2024年4月20日閲覧。
  8. ^ 最高最強 SUPER STARS!を担当

参考文献 編集

  • 『宇宙船』vol.183(WINTER 2023.冬)、ホビージャパン、2023年12月28日、ISBN 978-4-7986-3378-7 

外部リンク 編集