岡山 伸也(おかやま しんや、1941年 - )大阪府出身。

おかやま しんや

岡山 伸也
生誕 1941年(82 - 83歳)
日本の旗 日本大阪府
国籍 日本の旗 日本
職業 デザイナー
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来歴 編集

1970年よりフリーランスデザイナーとなる。住宅、オフィス、商業施設の建築、インテリアデザインを手がけ一般誌、専門誌に発表。

1979年に境沢孝(建築家)、横山尚人(ガラス作家)、森豪男(家具・インテリアデザイナー)らとともにデザイングルー「ポエフォルム」を結成。

1981年にオリジナルデザインの家具、照明器具等の"SINYA"ブランドを発表。

1985年から数年間イタリアの建築家・アレッサンドロ・メンディーニとデザインコラボレーションを行い"SEI MOBIRETTI"、7+7 GIOIELLI、"MONUMENT"などのプロジェクトを発表。SINYAブランドの家具と共にニューヨーク、ミラノ、東京、大阪などで展覧会を行う。

1986年まで4回の展覧会を開催。

主なプロジェクト 編集

建築デザイン 編集

  • 1973年 - レストラン&ティールーム エリア(奈良市)
  • 1975年 - レストラン ニューポート(大阪、長田)
  • 1978年 - コーヒーショップ 樹々(大阪、箕面)
  • 1982年 - レストラン ロッキー(東大阪市)
  • 1983年 - グラフィック・デザイナーの家(大阪市住吉区)
  • 2011年 - emergence aoyama complex(東京、南青山)

インテリアデザイン 編集

喫茶店 ほか

  • 1970年 - 茶房 ガーナ(大阪、船場)、コーヒーショップ シャギー(兵庫、夙川)
  • 1971年 - コーヒーショップ ファイン(大阪、布施)、レストラン&クラブ ブルボン-Z(境沢孝との共作 秋田)、スナック ランバン(兵庫、芦屋)、コーヒーショップ モタニ(大阪市北区)
  • 1972年 - カフェ オーレ(大阪、東天満)
  • 1973年 - ティールーム ロカ(大阪、天六)
  • 1975年 - ティーサロン まほろば(大阪、心斎橋)
  • 1976年 - せいぶる(大阪、心斎橋)、ラブサウンズ ルイ(大阪、堂島)
  • 1977年 - カフェ モア(大阪、桃谷)
  • 1978年 - モダンジャズ&ソウル スタジオ14(大阪、箕面)、コーヒーショップ ファイン(大阪、布施)
  • 1980年 - ジャズブース Mr. BOSE(大阪、心斎橋)、パブ バーゴ(大阪市南区)
  • 1981年 - コーヒー クレイン(大阪、難波)
  • 1982年 - バー イッツ(大阪、心斎橋)
  • 1983年 - うどん屋つるつる亭(大阪市生野区)、コーヒーショップ ベル(東大阪市)
  • 1984年 - 喫茶 カッサシオン
  • 1987年 - クレインズ・バー(大阪、難波)
  • 2003年 - イグレック ベガ(神戸 元町)
  • 2004年 - イグレック まほろば(大阪、心斎橋)
  • 2005年 - イグレック テアトル(兵庫県 西宮)
  • 2007年 - イグレック 丸の内(東京 丸の内)
  • 2011年 - WALL aoyama(東京 南青山)
  • 2015年 - WALL fukuoka(福岡、中央区)

ブティック、ギャラリー、その他

  • 1972年 - 歯科医院 日野デンタルクリニック
  • 1973年 - ギャルリー・コクサイ(大阪、堺筋本町)
  • 1974年 - ブティック ロッシェ
  • 1982年 - ショールーム インテリア・オブジェクト(大阪市南区)
  • 1983年 - ブティック メルローズ(東京 ラフォーレ原宿)
  • 2011年 - コスチュームナショナル aoyama(東京 南青山)
  • 2015年 - コスチュームナショナル fukuoka(福岡、中央区)

美容室

  • 1973年 - ホワイトハウス(大阪、美章園)
  • 1976年 - ホワイトハウス(大阪、心斎橋)
  • 1979年 - ホワイトハウス(大阪市南区)
  • 1984年 - ヘアー・クリエーション ニュー(大阪市南区)
  • 2002年 - ザ ヘア ホワイトハウス(大阪市中央区)

家具・プロダクトデザイン 編集

  • 1976年 - 照明器具「もくめん」
  • 1980年 - ランプ CASANOVA、ランプ NEHAN
  • 1981年 - チェアGENJI、サイドテーブルPLUM-H、オットマンSTAR FISH、ランプ CHIKEN、スツールROCKET、スツールROCKET、フロアランプSATELLITE、ランプASTRONAUT、コートハンガーHAMLET、バーキャビネットSUNNY SIDE、テーブルMILK-L、テーブルPLUM、フロアランプFLAMINGO、スリッパ・スタンドTELEPATHY
  • 1983年 - ベンチCROCODILE、
  • 1984年 - チェアHUMMING、スツールKAZENOKO、ボウルPUNCH
  • 1985年 - 未完なる家具・京都5<現代デザインの展望>展(京都国立近代美術館)出品のための再制作を岡山が担当。
  • 1989年 - シェルフKOTOBUKI、テーブルHIKARI、テーブルWINDMILL、テーブルPEPPERMINT、テーブルMAZURKA、チェアICARUS、チェアMACHO、チェアFULLMOON、ランプAYAME、ランプUME、キャビネットPARROT、キャビネットCONDOR

メンディーニとの共作 編集

  • 1985年 - 「現代デザインの展望」展(京都国立近代美術館)のために、アルキミアおよびメンディーニによる1981年のデザイン「未完なる家具・京都5」の再制作を岡山が監督する。
  • 1985年 - Naniwa Hichikoのためのモニュメント
  • 1986年 - 「SEI MOBILETTI 6つの家具」(ひとりが家具/プロダクトの一部をデザインしたドローイングをもうひとりが受け取り、残りの部分をデザイン): 小キャビネット、コートハンガー、ランプ、コーヒーテーブル、スツール、花器。
  • 1987年 - 「7+7 GIOIELLI 7+7のジュエリー」(ひとりがジュエリーの一部をデザインしたドローイングをもうひとりが受け取り、残りの部分をデザイン):ペンダント、カフス、ブレスレット、イアリング、ブローチ、指輪等。

主な展覧会 編集

個展 編集

  • 1984年 - SINYA OKAYAMA FURNITURE AND INTERIOR OBJECTS展(ニューヨーク・ギャラリー91、東京・小田急ハルク、神戸・大丸)
  • 1985年 - SINYA OKAYAMA FURNITURE AND INTERIOR OBJECTS展(ミラノ・ムゼオ アルキミアアトランタ・ギャラリー291)
  • 1986年 - SINYA OKAYAMA FURNITURE AND INTERIOR OBJECTS展(フロリダ・モリカミ美術館)
  • 1987年 - 「1986年-1987年 「SEI MOBILETTI 6つの家具」展(1986年:ミラノ・ムゼオ アルキミア。1987年:ニューヨーク・ギャラリー91、東京・アクシス、大阪・シンヤギャラリー)
  • 1989年、90年 - 岡山伸也 インテリア・オブジェクト展-ネオモダン・デザインの提案-(1989年:東京・有楽町朝日ギャラリー。1990年:大阪・京阪ギャラリー・オブ・アーツ・アンド・サイエンス)

グループ展 編集

  • 1976年 - Negation of Form展(東京・キロニーインテリアイン)
  • 1980年 - ポエフォルム展 第1回(東京)
  • 1981年 - ポエフォルム展 第2回(東京)
  • 1982年 - ポエフォルム展 第3回(東京)
  • 1993年 - <デザインの展望>展(カナダ)モントリオール装飾美術館
  • 1984年 - PHOENIX展〔トロント)
  • 1986年 - ポエフォルム展 第4回(東京)

主なコレクション 編集

主な文献 編集

  • 『DOMUS』伊誌 531号(1974年2月)、620号(1981年9月)、630号(1982年8月)、638号(1983年4月)、657号(1985年1月)
  • 『INTERIORS』US誌 147号(1987年8月)、148号(1988年7月)
  • 『DECORATION』仏誌 74号(1984年9月)
  • 『MODO』伊誌 53号(1982年10月)、67号(1984年3月)
  • 『CASA VOGUE』伊誌 170号(1986年1月)、224号(1990年11月)
  • 『ジャパンインテリアデザイン』42号(1971年1月)、144号(1971年3月)、150号(1971年9月)、154号(1972年1月)、159号(1972年6月)、169号(1973年4月)、172号(1973年7月)、162号(1972年9月)、175号(1973年10月)、202号(1976年1月)、206号(1976年5月)、209号(1976年8月)、213号(1976年12月)、226号(1978年1月)、232号(1978年7月)、239号(1979年2月)、250号(1980年1月)、255号(1980年6月)、263号(1981年2月)、267号(1981年6月)、288号(1983年3月)、289号(1983年4月)
  • 『商店建築』16巻2号(1971年2月)、16巻4号(1971年4月)、16巻10号(1971年10月)、17巻1号(1972年1月)、17巻2号(1972年2月)、17巻10号(1972年10月)、18巻4号(1973年4月)、18巻10号(1973年10月)、18巻11号(1973年11月)、21巻1号(1976年1月)、21巻6号(1976年5月)、21巻10号(1976年8月)、21巻15号(1976年12月)、23巻2号(1978年2月)、23巻13号(1978年11月)、24巻2号(1979年2月)、24巻5号(1979年4月)、26巻6号(1981年6月)、26巻7号(1981年7月)、26巻13号(1981年11月)、26巻15号(1981年12月)、1982年6月、1984年2月
  • 『icon』Vol.3(1987年1月)、Vol.4(1987年3月)、Vol.10(1988年3月)

脚注 編集