岡崎市立南中学校

愛知県岡崎市にある中学校

岡崎市立南中学校(おかざきしりつ みなみちゅうがっこう)は、愛知県岡崎市戸崎町にある公立中学校

岡崎市立南中学校
岡崎市立南中学校
地図北緯34度56分8.37秒 東経137度9分48.47秒 / 北緯34.9356583度 東経137.1634639度 / 34.9356583; 137.1634639座標: 北緯34度56分8.37秒 東経137度9分48.47秒 / 北緯34.9356583度 東経137.1634639度 / 34.9356583; 137.1634639
国公私立の別 公立学校
設置者 岡崎市
校訓 明朗にして自由 健康にして溌剌
設立年月日 1947年4月1日
共学・別学 男女共学
学期 3学期制
学校コード C123210001368 ウィキデータを編集
所在地 444-0840
愛知県岡崎市戸崎町字野畔8-1
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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概要 編集

1947年(昭和22年)4月1日に創立した。地元での略称は「南中」(なんちゅう)。

2008年(平成20年)度の生徒数は1,100人だった[1]。指折りのマンモス校だったが、2013年(平成25年)4月に岡崎市立翔南中学校が開校したことにより過密化は解消された。羽根小学校(一部)と城南小学校(上和田町を除く)と小豆坂小学校(一部)の学区が、その学区となった。

調査日 児童数 通常学級 特別支援学級 出典
2013年4月8日 519人 15 2 [2]
2019年5月1日 399人 12 2 [3]
2020年5月1日 381人 12 2 [4]
2021年5月1日 392人 12 2 [5]
2022年5月1日 400人 12 4 [6]

学区 編集

小学校名 町名
羽根小学校
(一部)
戸崎新町、戸崎元町、羽根北町、戸崎町字上り場西、戸崎町字上り場東、戸崎町字石畑、戸崎町字一丁田、戸崎町字郷畔、戸崎町字才苗、戸崎町字沢田、戸崎町字外山、戸崎町字大道西、戸崎町字大道東、戸崎町字辻、戸崎町字野畔、戸崎町字ばら山、戸崎町字屋敷、戸崎町字屋下、戸崎町字原山(8番地 - 11番地6を除く。)、戸崎町字東山、戸崎町字榎ケ坪、戸崎町字地下、戸崎町字越舞(国道248号線以西)、戸崎町字藤狭(1番地1・1番地9・1番地32・1番地33・1番地48・1番地66 - 1番地68・1番地117・1番地123・1番地124・8番地52・8番地56 - 8番地58・8番地61・8番地63・8番地65・8番地66・8番地68・8番地72)、羽根町字池下、羽根町字池脇、羽根町字北乾地、羽根町字貴登野、羽根町字陣場(通称羽根東山二区を除く。)、羽根町字角田、羽根町字中田(東海道線以東)、羽根町字北ノ郷
城南小学校
(一部)
天白町、城南町、江口1 - 3丁目、中田町、羽根西1 - 3丁目、羽根町(字五反畑、字中田のうち東海道線以西)、六名町字河原
小豆坂小学校
(一部)
不吹町、戸崎町(字牛転、字原山8番地 - 11番地6、字東山・字榎ケ坪・字池下・字越舞のうち国道248号線以東、字藤狭(1番地1・1番地9・1番地32・1番地33・1番地48・1番地66 - 1番地68・1番地117・1番地123・1番地124・8番地52・8番地56 - 8番地58・8番地61・8番地63・8番地65・8番地66・8番地68・8番地72を除く。))

沿革 編集

  • 1947年(昭和22年)4月1日 - 学校教育法施行に伴い、岡崎市立南中学校創立。
  • 1974年(昭和49年)12月1日 - 文化祭にて「南中劇」を実施(橋本増治郎)。
  • 1976年(昭和51年)1月28日 - 日本教育研究団体連合会第1回総会にて、道徳教育全国表彰を受賞。
  • 1988年(昭和63年)4月25日 - 文部省初等中等教育局長は都道府県教育委員会に対し、校則の見直しを指示。管理教育の雪どけが始まる[7][8][9]
  • 1990年(平成2年)
    • 9月 - 職員会議で頭髪の規制について考える委員会がつくられた。PTAでも検討開始[10]
    • 12月10日 - 伊豫田壽夫教育長が市中学校長会で「市立中学校17校全部が校則で行っている男子の頭髪丸刈り規正を見直し、生徒が自由な髪型を選べるようにしたい」と述べたことが新聞で報道された[11]。また、伊豫田教育長はこの日の市議会でも、見直しする考えを答弁した[12]
    • 12月 - 教育長の見直し発言を新聞報道で知った3年生は、学級単位で自由化への方法を話し合い、生徒会を中心に意見をまとめ、学校側に働き掛けた[13]
  • 1991年(平成3年)
    • 7月19日 - 大須賀明彦校長は終業式の席上、2学期から頭髪を自由化する方針を明らかにした[14][13]
    • 9月2日 - 男子生徒は夏休み中にそれぞれが選択をした髪型で登校。全市に先駆けて男子の頭髪の自由化が実施された[10][14]
  • 2006年(平成18年)3月 - 新しい屋内運動場が完成[15]
  • 2013年(平成25年)4月 - 生徒数の増加に伴って教室数が足りず、旧日清紡跡地に建設された翔南中学校へ分校した。
  • 2019年(令和元年)5月15日 - 日本語教育が必要な外国籍の中学生を支援する初期指導教室(プレスクール)が開校。他校の外国籍の生徒も対象とする[16]

交通アクセス 編集

著名な出身者 編集

脚注 編集

  1. ^ 岡崎市議会 平成20年9月 定例会 08月12日-14号”. 岡崎市会議録検索システム. 2022年2月21日閲覧。
  2. ^ 教育要覧(平成25年度)” (PDF). 岡崎市教育委員会. pp. 106-107 (2013年7月). 2020年7月26日閲覧。
  3. ^ 教育要覧(令和元年度)” (PDF). 岡崎市教育委員会. pp. 120-121 (2019年8月). 2020年7月26日閲覧。
  4. ^ 教育要覧(令和2年度)” (PDF). 岡崎市教育委員会. pp. 122-123 (2020年9月). 2020年9月27日閲覧。
  5. ^ 教育要覧(令和3年度)” (PDF). 岡崎市教育委員会. pp. 120-121 (2021年9月). 2020年9月21日閲覧。
  6. ^ 教育要覧(令和4年度)” (PDF). 岡崎市教育委員会. pp. 120-121 (2022年9月). 2022年9月27日閲覧。
  7. ^ 児山正史. “校則見直しに対する文部省・教育委員会の影響(1) 公共サービスにおける利用者の自由”. CiNii. 2021年6月28日閲覧。
  8. ^ 岡崎市議会 昭和63年6月 定例会 06月08日-08号”. 岡崎市会議録検索システム. 2021年6月22日閲覧。
  9. ^ 生徒指導関係略年表について”. 文部科学省. 2021年6月29日閲覧。
  10. ^ a b 岡崎市議会 平成3年9月 定例会 09月05日-20号”. 岡崎市会議録検索システム. 2020年7月23日閲覧。
  11. ^ 『中日新聞』1990年12月10日付朝刊、26面、「頭髪岡崎も自由化へ 教育長が見直し表明 17中学校来春にも」。
  12. ^ 岡崎市議会 平成2年12月 定例会 12月10日-19号”. 岡崎市会議録検索システム. 2020年7月23日閲覧。
  13. ^ a b 岩下理花「教育リポート91/ 頭髪自由化 岡崎市でトップ切った南中学校 先生はまだ不安も 生徒に育つ自負と責任感」 『中日新聞』1991年10月7日付朝刊、東海総合面、13面。
  14. ^ a b 『朝日新聞』1991年7月19日付夕刊、2社、12頁、「岡崎・南中、2学期から髪形自由化 運動発祥の地で第1号【名古屋】」。
  15. ^ 市政だより おかざき No.1045” (PDF). 岡崎市役所. p. 10 (2006年4月1日). 2020年7月26日閲覧。
  16. ^ 細谷真里 (2019年5月16日). “外国籍の子に豊かな学びを 岡崎でプレスクール始動”. 中日新聞. https://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20190516/CK2019051602000050.html 2019年5月19日閲覧。 
  17. ^ おなちゅう | 放送スケジュール | エンタ魂”. 角川アップリンク (2013年11月30日). 2016年9月29日閲覧。
  18. ^ 『月報 岡崎の教育』2019年7月号” (PDF). 岡崎市教育ポータルサイト OKリンク. p. 2. 2021年3月5日閲覧。
  19. ^ 市政だより おかざき No.1229” (PDF). 岡崎市役所. p. 10 (2013年12月1日). 2020年3月8日閲覧。
  20. ^ 稲垣弘一「やぶれ役人半世紀雑抄 (60)」 『東海愛知新聞』1987年8月26日。
  21. ^ 『V.LEAGUE WOMEN チームの顔 2020/21』日本文化出版、2020年10月16日、71頁。 
  22. ^ “三菱自動車岡崎ドラフト指名 2選手 岡崎出身・齋藤捕手は横浜 新天地へ拍手で送る”. 東海愛知新聞. (2004年11月19日). http://fm-egao.jp/tokai/041119.php 2022年6月6日閲覧。 

関連項目 編集

外部リンク 編集