岡崎産業株式会社(おかざきさんぎょう、OKAZAKI SANGYO CO.,LTD. )は、パチスロ機及び自動販売機両替機を製造する企業。

岡崎産業株式会社
OKAZAKI SANGYO CO.,LTD.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
519-2143
三重県松阪市中万町鐘突2185-2
設立 1966年12月(創業は1950年
業種 機械
法人番号 2190001010151 ウィキデータを編集
事業内容 遊技機械・自動販売機等の製造販売
代表者 代表取締役社長 岡崎安弘
資本金 5000万円
従業員数 35名
決算期 3月
外部リンク http://www.okazakisangyo.com/
特記事項:1998年、「尚球社」より社名変更
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本社は三重県松阪市にある。

概要 編集

1950年に「尚球社」として創業し、1998年に現社名に変更した。(ただしブランドとしての「尚球社」は現在も使われている)

0号機時代からパチスロ機を開発・製造し続けている老舗で、4号機の「ジャックポット」シリーズなどで人気を博したが、5号機への対応に乗り遅れ売上が低迷。そのため2008年9月に「Re:Bornプロジェクト」と題し、パチスロ機販売のAVERE(アベーレ)と事実上経営を統合、新たに「スタンレー」ブランドを追加するなどの新体制を発表した[1]。しかしこの経営統合も結局頓挫し、2012年12月には新たに総販売元として「株式会社OH(オーエイチ)」の設立を発表している[2]

2014年には同業のユニバーサルエンターテインメントとの提携により、ユニバーサル傘下の「アクロス」ブランドから「スーパージャックポット」のリメイク機を発表したほか[3]、2015年2月には関連会社の大阪岡崎産業と東日本地区の販売会社であるライジングの名義で「サイレントメビウス」を発表するなど[4]、自社以外のブランドでの新機種を手がけることが多くなっている。

近年はパチスロ機以外にも、カードの自動販売機や両替機も製造・販売している。以前は「Sanroaster」のブランド名でロースターの販売も手がけていたが、現在はホームページからロースターの製品情報は削除されている。

機種一覧 編集

3号機以前(主要機種) 編集

4号機(主要機種) 編集

  • 1993年 - ジャックポットII
  • 1995年 - ラッキーチャンス
  • 1998年 - スーパージャックポット
  • 1999年 - セブンジャック(初の7ライン機)
  • 2000年 - ニュートラッド1
  • 2001年 - チャレンジマン(初のAT機)
  • 2003年 - ラッキーチェリー
  • 2005年 - ジュエルパニックハイパー
  • 2006年 - ランスロット伝説

5号機 編集

機種名 発売年月 備考
ジャックポット・トロピカルバージョン 2006年11月 初の5号機
わんぱくパイロット大冒険 2007年3月 初の液晶搭載機
バーニングフラワー 2007年5月
時空大作戦 2007年9月
シー・トラッド(/-30) 2008年5月
魔界城 2008年12月
ラブゲッCHU 〜ミラクル声優白書〜 2009年2月 初のタイアップ機
スロットニュートラッド 2009年5月 新筐体「Vモデル」採用
マジックスパイス 2009年10月
科学忍者隊ガッチャマンGR 2010年7月 バンダイナムコゲームスが開発協力
舞-HiME 2010年10月 バンダイナムコゲームスが開発協力
龍馬翔ける! 2011年7月 宮下あきらプロデュースのオリジナル作
クイーンジャック 2011年11月
チャレンジマンA 2012年3月
スペシャルジャックポット 2013年1月
パチスロBADBOYS 2013年8月
娘娘娘(にゃんにゃんむすめ) 2014年7月
トラッドザレジェンド 2014年11月
サイレントメビウス 2015年4月

5.5号機・5.9号機 編集

機種名 発売年月 備考
ラッキージャックポット 2016年1月
クイーンジャックネオ 2016年9月
ジャックポット・トロピカルバージョン2 2017年2月
ハッピージャックポット 2017年5月
トラッドサンダーブラック 2017年7月
ニューラッキージャックポット 2018年1月 5.9号機
ワンダフルジャック 2019年4月 5.9号機、筐体はユニバーサル製

6号機以降 編集

機種名 発売年月 備考
みうのおしゃべりパチスロ 2020年3月 筐体はユニバーサル製
HIT128 2021年9月 6.1号機、筐体はユニバーサル製

脚注 編集

外部リンク 編集